サービス開始日: 2023-07-02 (948日目)
前半は温泉を目指すフリーレン達の話。困難な旅路の末に辿り着いた温泉は実は足湯だったというのは確かに事実だけ見れば拍子抜けかもしれないけど、こういうくだらない旅路が楽しいということを描いてきたこの作品らしい展開でとても良かった。後半はシュタフェルがとにかく微笑ましかった。言い方に棘があるものの構ってほしいフェルンと、ビックリさせてやろうとデートに誘ってしまったシュタルク、どちらもすごく可愛らしかった。その後に別々とはいえ2人ともフリーレンに相談に行くのも含めて微笑ましかった。シュタルクの話を聞く中で描かれた、過去に癇癪を起こして泣き喚くフリーレンの様子もすごく面白かった。シュタフェルのデート回ほぼ確定だと思うので次回が楽しみ。
夜蛾学長とパンダのシーンも切ない。前回の真依死亡に今回の夜蛾学長死亡と辛い展開が続く。今回の夜蛾学長の死亡展開の直前に日下部とのシーンを描くことで夜蛾学長の優しさも描写してるからこそ、その後の死亡展開とパンダの涙の辛さが引き立つ。そして、今回のメインはガチンコファイトクラブへの潜入と秤金次の登場。虎杖vsパンダの戦いがコミカルで面白かった。ラストと秤と虎杖の会話は、最後には戦闘に発展することは分かっていたけどそれでもラスト数秒がハラハラした。次回も楽しみ。
タイラズマも本格登場してキャラがだんだんキャラが揃ってきた。平くんは、谷くんや鈴木さんの様子を見て、自分には軸がないんだと省みることができる点からも悪い奴じゃないことがよく分かる。谷くんが鈴木さん以外のキャラと関わることが増え始めたのも良い。鈴木さんの言う「可愛い」や、普段の鈴木さんの言動の意図について考えるようになった谷くんの心情描写も丁寧かつ言語化がとても上手くて、頭にすんなり入ってくるし共感もしやすい。こういう心情描写もこの作品の魅力。
いよいよ中部ブロック大会編が始まり、いのりのライバルになるだろう新キャラが多数登場。各々のこれからの活躍が楽しみ。司のことを思い出しながら選手たちに話しかけるいのりを姿が面白く、微笑ましく、同時に成長を感じられた。初期から自信のなさに対して行動力はむしろある方だと思っていたけど、司との出会い以降は表情にも変化が出てきて、より感情豊かになったなと思う。成長したいのりの活躍、どこまで勝負できるのか楽しみ。
七崩賢全員+全知のシュラハトを相手取り、七崩賢の内の3人を討ち取ってシュラハトと相討ちになったという南の勇者の武勇伝、直接的な描写は少なかったけどこの情報だけでも南の勇者の人類最強と呼ばれるだけの強さがよく分かった。後半はフリーレン一行vs剣の魔族との戦い。2期でもド派手な戦闘シーンが見れて嬉しい。1期に続き、魔族には心がなく、魔族と人間は決して相容れることはないという点は徹底している。しかし人間にも魔族にも時には欲望を抑えられなくなるという共通点もあるということを描写した。分かり合うことは絶対にできない、しかし似ている部分はあるという人間と魔族の関係性が印象的。
真依の死と真希の覚醒、禪院家の壊滅が1話に凝縮された、まさに怒涛の回だった。前半は真依の死とそれをきっかけとした真希の覚醒。真希は禪院家に真依の居場所を作ろうとしていた、そのために誰も文句を言えないくらいに強くなって禪院家当主になろうとしていた。しかし、呪術的に一卵性双生児の双子は同一人物として判定され、縛りが十分に機能しない。真希は真依のために強くなろうとしていたのに、真依の存在がその目標を阻む最大の障壁になっているという、あまりに残酷な運命に胸が苦しくなった。その障壁を取り払うために自ら命を犠牲にした真依も、真依の遺体に対して悲痛な声で呼びかける真希の姿も、どちらも見ているのが辛かった。そして後半は覚醒した真希による禪院家壊滅。禪院家の隊士達を次々と斬り捨てていく真希の姿と血に染まった禪院家のインパクトがすごかった。直哉との一騎打ちも凄まじい迫力でスピード感もあり鳥肌が立った。総じて最初から最後まで目が離せない、3期屈指の神回だったと思う。
初回から早速素晴らしいシュタフェルを堪能できた。喧嘩している(というより一見するとフェルンが怒ってシュタルクが困っている)ことも多いけど、シュタルクにとってはフリーレンだけじゃなくフェルンも大切な仲間だし、フェルンの側もシュタルクが大事な仲間で信じているんだということ、魔物から逃げている時にシュタルクからのプレゼントを強く握っている姿からもそれがよく分かる。本当に素敵な関係性。魔法が使えない状況下においてもシュタルクに命を預けて全く動揺していないフリーレンの姿からもシュタルクへの信頼が分かるし、3人の絆と互いへの信頼が読み取れる内容を初回に持ってきている構成が良かった。あとは、一級魔法使い試験編のキャラが再登場してほしいと思ってたけど、早速ヴィアベル組が再登場してくれた。この先、2期は少なくともメトーデさんが登場してくれるみたいだから楽しみ。
加茂憲倫=羂索の目的、死滅回游についてのルール確認、虎杖たち各キャラの今後の方針、重要事項の説明、そして整理のための回。原作でもこの回はとても情報量が多く、その上に複雑な内容も少なくないから、頭を痛くしながら読んだのをよく覚えている。正直アニメで改めて見てもやっぱり複雑、難しいとは思うけど、アニメ版は映像ならではの表現方法をフル活用していて、少しでも分かりやすくするための工夫が感じられた。何の話をしているのか、重要事項は何なのか、そういう種々の事柄が視覚情報として伝わってきて、原作よりも分かりやすくなっているように感じた。あとは、最後の方の高羽の顔見せ、高羽の先輩のケンさんは原作読んだ時からケンドーコバヤシだなとは思ってたけど、本当に本人が声優として声を当ててくれていてすごくテンションが上がった。
本編中のギャグのノリ、ストーリーと関係あるものも全く関係ないものも映し出される謎の画像、終盤のデラックスファイター参戦、1話からめちゃくちゃ面白くて笑ったし、それ以上に鷹の爪団らしさを感じられて安心感すら覚えた。ヒッポンを通じてどんな話、笑いを見せてくれるのか楽しみ。