ガイアメモリがどうして生まれたのか。
Wの戦いがどうして始まったのか。
ときめからの問いに答えるため、翔太郎は静かに語り始める。
彼が憧れ、“おやっさん”と慕った師匠・鳴海荘吉との出会いと別れについて…
風の街・風都でガイアメモリの力を使う怪人・ドーパントが暗躍し始めた頃。
若き翔太郎は荘吉の探偵助手となり、半熟と呼ばれながらもその背中を追っていた。
探偵稼業の傍らでスカルとして秘密裏に活動する荘吉に、何も知らない翔太郎は焦燥感を募らせる。
そんな中、鳴海探偵事務所に一本の電話が… それは翔太郎たちを運命の夜へと誘う、地獄からの依頼だった!!
謎の依頼人からもたらされた“切り札”を届けるべく、荘吉の行方を追った翔太郎が見たものとは?
翔太郎&フィリップ。
二人で一人の探偵で、仮面ライダーWの始まりの夜。
その物語の全貌が、いよいよ明かされるーー
「最高」の二文字以外に言うことはないです。
真面目な話「メディアミックス作品」の評価って、基本的には媒体は違えど原作と大筋は同じなので「原作愛が伝わってくる!すげ~!!」で終わりがちである。
最初こそ違和感があったアニメ版キャストもアニメを経てすっかり馴染んだし(細谷佳正氏の翔太郎、たまに桐山氏の声と聞き分けがつかない時があるの、ホント声優ってすごいと思った)、ツダケンのおやっさんも彼のハードボイルドさをしっかりと表現していて大ハマリ。
アニメーションも高品質で、特にアクションシーンは白眉。スカルのちゃんと特撮を意識した地に足のついたアクションの再現度もさることながら、原典ではワイヤーやCGでふわふわしているだけだったタブー・ドーパントの「パイプに巻き付きながら移動」「スカルを下半身で締め上げる」などのアニメだからこそできる動きにも「スーツの制約がなければきっとそう動くよな」と納得させる説得力があった。
本作オリジナルの、身も蓋もない事を言えば映画向けのアクションシーンのために作られたキャラ・大嶋(オーシャン・ドーパント)にも、一瞬「この人原作にもいなかった?」と錯覚してしまうほどに馴染んでいたし、原作にないラストバトルは良いサプライズだった。「霧彦以前に冴子が見込んでいた男」って立ち位置、よく考えたなあ。
これWになる前の話
翔太郎ちょっとうるさいw
でも村瀬歩の子供翔太郎はちょっとかわいい
フィリップの家族も厄介だな
今はもうなくなったの?
彼のことをもっと気になる
大嶋と冴子さんなんか残念だな
あんなに美人なのに
そのドーパント姿ね…