2025年は漫画家 水木しげるの没後10年。
1968年1月3日のアニメ第1期放送開始以降、55年以上経った現在でも愛されている水木しげるの歴史的名作「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズ。妖怪ブームの元祖として根強い人気と確固たる地位を確立し、日本全国で知らない人はいないと言っても過言ではない、まさに「国民的アニメ」となっています。
この度、水木しげる没後10年を記念して、過去に放送されたアニメ第1期~第6期の中から鬼太郎ゆかりの著名人がセレクションしたエピソードを『私の愛した歴代ゲゲゲ』と題し、放送することが決定!
往年の鬼太郎ファンはもちろん、今回初めて鬼太郎に触れる方も、『私の愛した歴代ゲゲゲ』をお楽しみください。
キラリと光るゲゲゲの鬼太郎過去シリーズのセレクション集。多くの役者、声優、関係者がセレクターとして、これまでのアニメゲゲゲの鬼太郎シリーズから、これぞという作品をとりあげ解説してくれます。白黒の第1期や戦後昭和感のある第2期などもいい味だし、80年代の第3期、90年代の第4期の今から見るとこってりしたキャタクターデザインも魅力的です。
今の時代から見ると1,2期などは子供向けすぎて、大人の鑑賞には耐えないと感じられますが、アニメは当時の「テレビまんが」といった少年向け作品。こういう感想を抱くこと自体がアニメ自体の複雑化多様化の上に乗っている文化の成熟のたまもの。連綿と作り繋がれてきたシリーズあってこそ、「ゲ謎」の様な大人向け作品もまた生まれヒットしたと言えます。鬼太郎というキャラクターとしての強度や、当時の制作陣の熱量が続いているのでしょう。妖怪という日本の民話に端を発する幻想生物が、水木しげるによる鬼太郎というアイコンを得て、多くの子ども達が知るものとなった功績に、アニメゲゲゲの鬼太郎の力は大きかったと思います。次期アニメシリーズもぜひ作り続けていってもらいたいと願ってやみません。
贅沢な感想を言えば、もっと多くのセレクターを選定してもらい、もう少し長めの尺の解説を聞きたかったことでしょうか。