相変わらずマリーの何でも喜んでくれるところがいい。幸せになる話。田舎の実家に挨拶に行ったってことはもう公認なんだよな。本名呼びも良かった。
ベタなツンデレヒロインのラブコメでした。最後くらいは進展するのかと思いきや、進んだのは親友の朱音と陽鞠の仲で、主人公に対しては変わらず…でした。映像は崩れることなく良かったですが、若干デフォルメキャラのシーンが多かったかもしれない。
OP 恋人以上、好き未満/=LOVEはキャッチーな楽曲で良かった。
原作未読ですが良かった。キャラは原作風で当時の少女漫画らしく目がキラキラですが、これはこれでそういう絵柄として受け入れられます。ショックで白目も本家ならではの演出。前半ミュージカル風に心情を描くシーンは多かったが、ミュージカル俳優としても名の知れる方々を声優にしているだけあって、歌に迫力があって良かったと思う。オスカル(CV:沢城みゆき)はドラマの演技は最高なのだが、歌は少々パワー負けしてた感。
後半、バスティーユ監獄戦のクライマックスは迫力のあるシーンが描かれていた。乱戦の中、命を落とす2人。オスカル、アンドレが自分の人生を歩む決意が描かれていて美しかった。こうなるとアニメ(1979)のOP「薔薇は美しく散る」が聞きたくなる。続編ではないので流れませんが。
一方、マリー・アントワネット、フェルゼンについては、エンドロールと共に絵で伝聞風に…といった感じにおさめられた。原作10巻を113分で描くので、他の多くの魅力的なキャラクターと共に省略された。原作ファンにはどう映ったのか分からないが、オスカル、アンドレだけにスポットを当てたのはいい判断だと思う。
人権宣言の「人類史上不朽の記念碑…」というナレーションが原作のままなのは良かったと思う。漫画版を読みたくなってくる。
OPのアニメが良い。本編と違うこの妙に高クオリティなOPはいったい…
ライトとは別行動のレーナと敵だったドラテナの共闘が良い。加隈亜衣は珍しくお姉さんキャラでこういう声も良い。
日本パートと異世界パートが順に来るのが楽しい構成。ウリドラは強すぎ枠で安心。EDのYummy Yummy/樋口楓、叶も歌いたくなるデュエットソングで良い。
しかし作画が安い…大きく崩れないだけましなのかも。色々良いアングルで頑張っているのだけれど、コンテの良さが動画まで落ちていない。