トリツカレ男

トリツカレ男

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2001 いしいしんじ/新潮社 ©︎2025映画「トリツカレ男」製作委員会
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動画

あらすじ

ひとたび何かに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなってしまうジュゼッペは、街のみんなから“トリツカレ男”と呼ばれている。
三段跳び、探偵、歌……ジュゼッペがとりつかれるものは誰も予想ができないものばかりだ。
行き場のないネズミのシエロに話しかけるうちにネズミ語をマスターしたジュゼッペ。
昆虫採集に夢中になっていると、公園で風船売りをしているペチカに一目惚れ。今度はペチカに夢中になった。
勇気を出してペチカに話しかけたジュゼッペだったが、ペチカの心には悲しみがあった。
大好きなペチカのため、相棒のシエロとともに、彼女が抱える心配事を、これまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していく。
ジュゼッペの夢中が、奇跡となってあなたに届くーー

引用元: https://toritsukareotoko-movie.com/

感想

全体
とても良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

恋愛ミュージカルっぽいけど、トリツカレ男って何?と思ったら、とても良い作品でした。オススメ。
ビジュアルは戯画化されたキャラクターで絵本の様な雰囲気。
ネズミと会話するジュゼッペ(CV:佐野晶哉)が主人公で、そのくらいのリアリティライン。狂人だけど憎めないキャラで街の人々とうまくやっているのかと序盤思っていたら、ギャングの親分にも一目置かれる超人だった。
ひとめぼれして友達になったペチカ(CV:上白石萌歌)の憂いを晴らすため、彼女が抱える問題を裏で解決していく。それを彼女に言ったりしないのがカッコいい。これはシティーハンター冴羽 獠ムーブ。ハッピーエンドが合うストーリーでした。
ミュージカルパートも歌にトリツカレた…というていで導入される序盤でスムーズに入っていけて良かった。
制作はドラえもんやクレヨンしんちゃんなどで知られるシンエイ動画。この作風の動きに慣れてる感あります。監督 髙橋渉で映画クレヨンしんちゃんの監督が多い方。らいし感じが出ていました。脚本 三浦直之は劇作家・演出家が本業。本作はミュージカルで、持ち味を十分に活かせた感じでした。

内容も作画もバッチリのダークホース枠
ジュゼッペが素敵な男すぎる

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