いい最終回だった。
マッカラン大尉、ビンゴゲームで当たってテッサのキスをゲットしたばっかりに……敬礼。ガウルンはしぶとく生き残ってそうだけど、今回は顛末に不自然さを感じなかった。
2002年という時代を差し引いても、全体的にレベルが高かった。終盤のプロットの繋ぎ方にやや難があったと思うけど、大筋のストーリーは素晴らしかったし、伏線もしっかり回収されている。
通して音楽がすごい良かった。
最後まであまり盛り上がらない戦闘シーンだと感じた。
しかしギャグパートは非常に面白かったし、シリアスパートでもいい場面は多かった。シリアスパートに無駄にギャグを入れなかったことに非常に好感が持てた。メリハリがきちんとしていて面白い。
また、キャラクター一人一人がいい味を出している。常に物事を冷静に考えられるが常識がない相良宗介。いつもやかましく、でも常に宗介の隣にいる千鳥かなめ。乗組員全員のことを大切に思い他人のために行動できる(この子がメインヒロインでもいいんじゃないかと思える)テスタロッタ大佐。ただのアホだがかっこいいクルツ。仲間思いのマオ。他にも度胸と優れた観察力を持つカリーニン少佐や面白い学校の仲間たち。良いキャラ達である。
千鳥は結局どうなったのだろうか。大佐殿と千鳥は「混ざりあっていた」ように感じたけど。大佐殿も非常に危険だと言っていた。うーん。
さすがにガウルン死んだよね?
ストーリー・キャラ・世界観・ラブコメとどれも高いレベルでにおもしろい。ギャグとシリアスのバランスも良く、ストーリーにもしっかりと盛り上がりがある。屈指の良作と感じる。