原作では単に「オヤジ」と呼ばれていた牙一族の族長に、「牙大王」という呼びやすい名前がついた。
せっかく名前をもらったにも関わらず、牙大王はBパートを生き延びることが出来ず。拳ではなく地面に埋まっていた鉄柱で、牙大王を縦横無尽にぶっ叩くケンシロウ。いつも通りの無表情とは裏腹に、とても楽しそうな世紀末救世主であった。
ケンシロウの胸の七つの傷を見ても、「アイリをさらった悪党本人であるはずはない」と、ケンシロウを信じたレイ。ここで終わればこの回は「いい話」であるにも関わらず、北斗の拳最高のおもしろキャラであるジャギが登場。
自分の名前を言えないチンピラ相手にキレるおなじみのシーン、ラストのほんの数分しかない出番だけで美味しいところを全て持っていかれてしまった。