風立ちぬ

かなり好きです。心情を読み取りながら、一生懸命に生きる登場人物には、考えさせられるし、心打たれます。

久々に見たけどメッチャ好き！
菜穂子がホントいい女だなぁ。
素晴らしい作品をありがとう！

　堀辰雄の「美しい村」「菜穂子」「風立ちぬ」などの作品をうまくとりいれたうえで宮崎駿らしい映画にしていたと思う。堀越二郎について知りたくなった。

遺書みたいなアニメ。
新しいことへの挑戦より、総決算の意味合いが強い。
ジブリに夢を見れなくなってしまう気がして、それなりに苦手です。

。

ちゃんとしてた。ただやはり宮崎作品は好みじゃない

夢で始まり、夢で終わった。飛行機(+汽車や車など)の描写はさすが宮崎駿といったところだが、エンジンの「シュポシュポ」や地鳴りのような音が人の声っぽいのが気になった。意図的なのか？
主人公は飛行機一筋の青年堀越二郎であり、彼の仕事と恋愛が描かれる。仕事面では優秀ですごい飛行機を作ったようだが、戦争から帰ってこれた機体はなかった。恋愛は「風立ちぬ」というタイトルに相応しい、風が結んだ関係という感じ。(汽車で菜穂子が帽子をキャッチ、二郎がパラソルをキャッチ、紙飛行機で遊ぶ…)
結核の菜穂子と一緒に暮らそうとするのは二郎のエゴではなく、好きな人と一緒なら寿命が多少縮んでも構わない、と双方が合意した結果だと思う。2人のシーンは結婚式と一夜が一番美しかった。あと、パラソルのシーンはモネの「日傘をさす女」と同じ構図だと感じたが、これは病気で早死にしたカミーユと掛けているのだろうか。
二郎はかわいく逞しい妹と良き理解者の友人兼同僚、気にかけてくれる上司、面白いドイツ人、そして健気な妻、と…かなり周囲の人に恵まれていると思う。
声優庵野秀明は2時間で慣れる。
(2021.8.12)

2021-08-27 金曜ロードショーにて視聴★ノーカット

宮崎駿監督の雰囲気が良く出ていた。これが最後になるとは...