サービス開始日: 2023-06-02 (1126日目)
アニメは24話までしか視聴していないペコポン人ですが、知り合いから「評判が悪い」と聞いて、逆に興味を惹かれて観に来ました。
結論から言うと、これが評価されないなら、もうペコポン人は終わりだよ。誇張抜きで。
ネタバレはしたくないので内容は控えますが、言わせてください。
「周りの評判なんて気にするな」
「観たやつだけが分かればいい」
「いいぞ、もっとやれ!」
観終わったあと、いろんな感情や言葉が溢れてくる大名作でした。
声を大にして言いたいです。『銀○』のようながぶっ飛んだ作品がない今の時代だからこそ、この最高の『ケロロ軍曹』というIPを絶対に廃れさせないでほしい。
最後に一言。
「おかえり」
声優陣の刷新というチャレンジ自体は大いにアリだと思う。
しかし、肝心のシナリオや演出に「ルパン三世」である必然性が薄い。例えば、石川五ェ門が斬鉄剣を扱う見せ場が用意されているにもかかわらず、期待される名ゼリフが聞けないなど、ファン心理への配慮に欠ける。ルパンの皮を被った、全く別の何かを見せられているような違和感が拭えない一作。
本当にすべてが見どころ。
登場人物のセリフ、特にムスカの言葉はどれもネットでよく見る名言ばかりですが、本編で観るとその印象がガラリと変わり、言葉の重みに圧倒されます。
途中で『風の谷のナウシカ』に出てくるキツネリス(テトと同種)が出演しているのも、ジブリファンとしては堪らない熱いポイント。
キャラクターは誰もが本当に魅力的で、世界観、作画、演出、そして音楽、どれをとっても最高です。
最初の5分で完全に心を掴まれ、最後まで一気に見せてくれる、非の打ち所がない名作です。
想像通り、非常に綺麗な百合アニメを観た、という心地よい余韻に浸っています。
天真爛漫でありながらも奥ゆかしい、あの金髪美少女(マーニー)のキャラクターがとにかく魅力的で最高でした。
本作の素晴らしいところは、現実と夢の場面転換のつなぎ目がまったく見えない構成にあります。物語に没頭していると、マーニーが現れた瞬間に「あ、これは夢(記憶)のなかなんだ」と初めてハッとさせられる。この見せ方が実に面白いです。
夢、あるいは思い出の追体験を通して、まるで「過去そのものを書き換えている」かのような錯覚に陥っていく構成に、すっかり引き込まれました。
前知識もほとんどなく、なんとなく観てみた第2話。
観終わった今、温かくて切ないストーリーの余韻に包まれて、じんわりと目頭が熱くなりました。
描かれていたのは、信仰が薄れ、人々に忘れ去られていく小さな神様「露神(つゆかみ)」と、彼をただ一人参り続けたハナさんという人間の物語。
「お参り」とはどういうことなのか。それは単なる習慣やお願い事ではなく、そこにいる存在を「想い、心を寄せる」ということなのだと、この話に深く教えてもらいました。
人と妖(あやかし)の、目には見えないけれど確かにあった深い絆。
観終わったあと、なんだか心が温かくなる、そんな名作です。
…よし、今年の盆は墓参りに行くか。