超高度ネットワーク社会の中で、より高度・凶悪化していく犯罪に対抗するために政府は、隊長・草薙素子少佐を始めとする精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊を結成。公安9課「攻殻機動隊」の誕生である。ある日某国情報筋から攻殻機動隊に警告が発せられる。EC圏を中心に出没し、株価操作・情報操作・政治工作・テロなどで国際手配中の”通称:人形使い”が日本に現れるという。素子は犯罪の中に見え隠れする”人形使い”の影を追う。
完璧
すごすぎる
2026年版放送をきっかけに、過去触れられてこなかった旧作の類にも手を出そうと決意。まずは押井監督版の本作から。
アニメーションの動きや構図の面白さやアフレコのクオリティが現代に持ってきても何ら遜色ないどころかやはり最前線クラスなのは言うまでもないが、何よりもその題材やシナリオ構成についてはある程度AIや科学技術が発展した令和の世だからこその含蓄があるように感じて非常に刺激的だった。生命としての定義、記憶が人格を人格たらしめる、そして自己の中に存在するゴースト。難解だけれど、自分達の今の生き方と切っても切り離せない普遍性を持った作品で、ある意味今の時代に初見できて良かったかもしれない。
午前十時の映画祭
☆5
この映画の草薙素子は美しくない。人形の顔をしている。
この映画の草薙素子のハダカはエロくない。人工筋肉ゴリゴリでグロテスクである。
破断しメカバレしたとき、人間を超えるとき、草薙素子は人形の顔のまま、グロテスクなまま美しくセクシーになる。
すごいね。人間とはなにか、AIとはなにか、生命とはなにかを題材とした作品。決して色褪せない良さがある と囁くのよ私のGHOSTが。
2023/06/10
久しぶりに見た。
多少古臭いけど、やっぱり面白いね。
義足などの人間のパーツを機械で代用していくと最終的にどういう世界になるのか?という世界観が楽しめるアニメ
攻殻機動隊は色々な作品があってわからない人向けへの解説
タイトルと世界観の設定を引き継いで攻殻機動隊って名前を使ってるだけでストーリー上の繋がりはないです。だから別に全部のシリーズを見る必要はないです。その複数のシリーズの中でもおすすめなのがGHOST IN THE SHELL シリーズかなって個人的に思う。映画2作だけだから見やすいし
おそらく僕がアニメオタクになった元凶の作品、故に贔屓評価
アニメにおける評価は内容だけではなくて音楽や作画やカットなどの演出含めた外側の評価も大事。というのがこの作品で分かった。
自ら新たな技術の発展を止めることのできない人間はそれを活用して新しい生活を作り上げるけれど、その生活に身を置く私たちは以前のような人間なのか。
人類が劇中の世界のようにロボットやインターネットと融合するようになった時、どこからどこまでを人間と言うのかという問いを投げ掛けられた。
そして、人とロボットやインターネットが融合するその時というのは、もう訪れていると思う。常にスマートフォンという携帯デバイスはもはやあなたの身体の一部と言えないのではないか。インターネットを介してコミュニケーションを行う私を20世紀前半の人々が見たら、それは人間ではなく超音波でコミュニケーションを行うイルカのように感じるかもしれない。
26年前の本作公開当時の人からだって、2021年の社会はGHOST IN THE SHELLの世界のように見えているかもしれない。
例えば、SNS上でのみ振る舞われる人格も一つのインターネットの中に発生したゴーストなのではないか。
得るものがある一方で、きっと失うものもある。少なくとも自分は今存在する人類の形を留めていたいと思った。