人間描写がすごい。
過去に大切な人・家族をなくした3人が出会い、ホームレスとして3人一緒に暮らしているところから物語は始まる。本当の家族ではないけど、家族のような大切な存在としてそれぞれに役割があり、平等な立場で暮らしている。間は割愛するが、クリスマスの夜に赤ちゃんをゴミ捨て場で発見し、後にある病院の新生児室から盗まれた赤ちゃんである事実が分かり、本当の両親にキヨコを返す物語。物語の中で、それぞれ過去の人物にと再開し過去の経験を振り返る場面があるが、赤ちゃんを返した後に3人がどうなるのかは描かれていない。3人の結末は見る側に委ねられている。それはなぜか?多分「家族」、血の繋がりはないけど「家族」に焦点を当てるために描かれていないんだと思いました。ホームレスに対する臭い・汚いも描写がちょこちょこあってそれはそうだけど、心は誰も一緒。臭くても汚くても裕福でもホームレスでもそうじゃなくても、大切な人や繋がりを求めてる。そんな映画だと思う。テンポの良い1時間半
今敏監督っぽくないけれど、今敏監督っぽいとこもある作品でした
ちゃんと説明するとテーマや演出は今敏っぽくないが、因果が次々と繋がっていくようなストーリーは今敏っぽいなぁという印象があった
ストーリーとしても、ホームレスは文字通りにホームのない者たち、様々な意味で家族を失ってしまった者たちなんだなぁということを冷たくも温かく描いていたように思う
評価 A 60点
ホームレスの三人組が拾った赤ちゃんの親を探す物語。個人的にはあまり刺さらなかったけど、良作。
外国人が喋る場面は対訳がほしい。
路面凍結していそうな状況で
自転車や大型車を全力疾走すると死傷者でそう。
東京のホームレスが東京を旅するお話
まあまあ面白かったです。物語の目的とかも凄く分かりやすいし完結までの展開など完成度が高かったです。
ただおすすめ出来るかと言えばおすすめは出来ません。特に感動する要素はなくキャラに魅力も感じないし、単純に古い。
以下ネタバレ含む伏線の解説
最後の袋に入っているしわくちゃの紙切れに書いてある数字(奇跡)にもちゃんと気付いてあげて下さい。
ホームレスがちゃんと汚く、人間の醜い顔の作画が素晴らしい。
展開は爽快でハッピーだが、借金や犯罪が絡みすぎ。
でもまあ、結果オーライ。ファーザーズの意味に視聴後に気づいた。
(2021.5.20)
気持ちよく見られたしちゃんと笑えて面白かった。