サービス開始日: 2023-06-08 (656日目)
以前一度配信で観ていたけれどそれが良かったので4K版を劇場で再見。音も映像もすごく良かった。
バトーとトグサが所轄の刑事から案件を巻き取ったシーンで所轄の刑事が八つ当たりでゴミ箱?を蹴り飛ばした時の音が大きくてもの凄くびっくりした。最近のアニメを配信で観るとささやき声も叫び声も同じ音量になっていたりするから印象に残りました。フォーリーや音響効果はスカイウォーカー・サウンドが手掛けているのね。川井憲次さんの劇伴も伊藤君子さんの歌唱も印象的。
映像のCGは雰囲気に少し古さを感じたんだけど、それが世界観とよく合っていてスクリーンで観られて良かった。当時のソフトやハードだと4Kに出来るだけの解像度の動画を出力しようと思うと大変だったのではと思ってWikipediaの解説を読んでみたのだけど技術の話はむずかしくてよく分かりませんでした。
セリフの引用について、暗記して諳んじているのではなく外部記憶から引っ張ってきているのだというネタばらしのようなセリフがあったのが個人的にすごく味わい深かった。
なんかもうドラマの部分は気持ちが離れてしまったけれど、安易に心が通じ合うこともなく人生をくれと言った発言の責任を取らされる形でバンドが再始動したところは良かったな。
ライブは今回単体だと特に良いとは思わなかったのだけど、続きの中で今回のライブの位置付けがもっとはっきりすれば感想も変わるかも。
れんげの死後にSNS経由でれんげのアカウントからすずらんに届いたメッセージがワイルドハントによる成りすましぽかったて件で今のれんげがワイルドハント(かもしくはワイルドハントと人間と融合した何かしら)ぽい線が濃くなってきて、そうすると最後に出て来た今のゆりもそうなのかな。
アンドヴァリがいったい何なのか、死んだワイルドハントが残したものを人間が使えるのがよくわからない。
高校生が昼ドラみたいなことやってるの訳がわからないな…。コンテンツとして人の気持ちを揺さぶろうっていうのが露骨過ぎて段々気持ちが冷めて来てる。
過去のれんげ(?)がゆりを見ているシーンのかなり低い位置から見上げているカットと傷が一瞬で治ることを考えると本物のれんげの記憶を取り込んだワイルドハントの幼体が成長したのが今のれんげとかなのだろうか。それだと今のれんげに再会したゆりがれんげのことを覚えていなかったことの辻褄も合う。
自然の風景なんかだと制作手法故の違和感が気になり過ぎるんだけどバトル・シーンは活き活きしてる。
dアニメストアで観られるうちに観るかと思ってやっと観ました。
ちらっと事前に聴いていたサントラが特に好きになれるものでなかったのだけど、前半はあまり音楽に入り込めなかったのが物語が進んでオリジナル曲になったり演奏が上達するのに合わせて魅力的に感じるようになって良かった。
映像はライブ・シーンの3Dになると人物が人形みたいだったのと、キメにかかってるところの演出/エフェクトが好きになれない場面が多かった。映像と音楽が合わせて良かったと思えたのは最後のライブのソロのところ。
サントラだけ聴いた時より映像があった方が楽しめたので良く出来てはいたのだろうけど、好みには合わなかったかな。
モーティスの存在に対する種明かしがあって腑に落ちたから素直に楽しめたな。高校生のバンドものてことで自分が想定してたリアリティ・ラインが大分ずれてたぽい。
祐天寺の「ヘ~~~カワイソウ」と八幡の「本物に成るんですよ…」が良かった。祐天寺の前だと八幡が自身の幼い部分をさらけ出せるのなぜなんだろ。
今回 画がMyGOの時に戻っちゃったみたいなシーンが多かった気がする。
フィクションだとしても納得して楽しめるだけの説得力を欠いてるように感じた若葉パートがやっと終わった…。まあ長崎そよの涙は何もかもをアリにさせる。
執着してる椎名にはまったく一緒にバンドをやる相手として見てもらえず、豊川と若葉の特別にもなれない八幡が良過ぎる…。
色気があるように見えないといけない場面がことごとくシュールに感じられるのは技術の問題なのか自分の感覚が古いのかよく分からないのだけど、そういう変に感じるところも愛嬌としてたのしめるのでいいかな。
狼嵜のスケートのシーンは特にスケートに興味がなかった人間が観ても凄かった。スケートでもモーションキャプチャーって出来るものなのか気になったんだけど、もし出来るんだとしてそこからアニメとして自然な質感になっていたし、指先なんかの細かい演技やカメラワーク、照明/光の演出も綺麗でかっこ良かった。効果音の付け方も印象的でした。