☆☆☆☆
[設定]
・宇宙科学についての雑学の盛り込みは設定を広げていて良い作用を及ぼしていると思った。
・異なる時空の少女達が集うという設定は、序盤のすばるの課題の提示、少女達の別離とそれに伴う課題発生→解決のプロセスづくり、エピローグまで完璧に役割を果たした(または設定を活かしたシナリオ組立がなされていた)。
・車のエンジン音はまあそういうもんだと思えば慣れる。(むしろこれ以外プロモ要素がないのでこれを取ると建前がなくなってしまう)
[キャラクター]
・キャラクター1人1人を大事にしていた。
・1クールの間に1キャラに重点を置いたエピソードを1話まるごと使って、視聴者に愛着を持たせていた。
・キャラクターデザインがかわいい。魔法少女の衣装のデザインにもこだわりを感じる。
[脚本]
・企業プロモ用アニメとしての出来は頭一つ抜けている。
・1クールでしっかり物語を締めていて高評価。
・みなとくん周りの設定が駆け足だった気もするのは残念。
・青春の課題=自己の確立に挑んだ少女達のSFファンタジー日常系冒険譚としてはよく出来ていたと思う。