かつて、冬木と呼ばれる街で執り行われていた、七人の魔術師と英霊たちによる「聖杯戦争」。
しかし、第二次世界大戦の混乱に乗じて、“とある魔術師”が聖杯を強奪するーー。
数十年が経ち、その聖杯を象徴に掲げたユグドミレニア一族は、魔術協会からの離反、独立を宣言。
怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。
ーーサーヴァントに対抗するにはサーヴァント。
「聖杯戦争」のシステムが変更され、七騎対七騎というかつてない規模の戦争が勃発。
かくして、ルーマニア・トゥリファスを舞台に空前絶後の規模の戦争ーー「聖杯大戦」が幕を開ける。
初めてみたときは「意味わからん」という感想だったのだけど、
FGOを始めて、fateの世界観をしらべまくった今、見返してみたら
「めっちゃ胸熱やし、どのサーヴァントも尊い。最高すぎる。」
という感想になった。
FGOで使っていたあのサーヴァントにこんな過去が!とか、あのサーヴァントの過去のエピソードがこんな形で映像化されるなんて!!とかいろいろな方向で楽しめた。
※この作品単体でみると、2クールあるとはいえいろいろ詰め込み過ぎで消化不良かなと思う。
他のfateシリーズと比べると全体的に今一つ。
ただ最後の方の意図して崩した作画?演出?は好きです。
登場人物の掘り下げ不足が終盤まで響いた作品。
視点があっちへこっちへ毎話のように切り替わり、敵味方があやふやになっていく展開は誰に感情移入すれば良いのか戸惑った。またそもそも登場人物自体が多すぎて一人一人の描写が足り無かったように感じた。英雄たちのバックボーンを予習しておけば私のような事態には陥らないのかもしれないが、この作品を楽しむためにそこまでやる人がどれくらいいるかは疑問である。
映像に関しては、終盤の戦闘シーンは映画並みのクオリティで見応えがあったが、そこ以外は正直可もなく不可もなくといったレベルで、制作側が見せたいシーンとそうでも無いシーンがはっきりわかってしまった少し萎えた。
☆☆☆
キャラクターがさらに増えてにわかにはつらいでござる・・・。
とにかく戦いに次ぐ戦いという感じで、2クールあったのでなんとか主要キャラが理解できて来たところ。
最後はきれいにまとまってよかったと思いました。
カルナがすごかった。ケイローン、ヘラクレスの戦闘シーンがカッコよかった。アストルフォがかわいかった。それだけ。