前回の4話までは、思えばほぼメインキャラの男女4人…
エクスオン・エレノア・リサ・アイガイと、その周辺のドラマしか描かれてなかったが、
今回では遂に、それ以外のリフレクティッドたちの話が、
前回からの新キャラ・マイケルを中心として展開していく。
煙を浴びたリフレクティッドたちが悪人として目覚め、暗躍する一方で、
光を浴びたリフレクティッドたち…特にニューオーリンズにいた、
普通の暮らしを求めていた者たちは今、どこでどうしているのか。
エレノアはその現実を知る……と言うのが今回のお話。
以前から感じていたが、今作はアメコミの中でも特に“X-MEN”に似た世界観ながら、
どこかX-MENとは違う…X-MENを、今作ならではの形で語り直してるというのを、
より確信する話だったと思う。
今作ならではに語り直す意味とは何か。
私自身のアメコミ歴は、最近の実写映画をちょいちょい見てる程度で、
原作は一つもちゃんとは見たことない、そんな私の個人的な解釈になるが…
今作は『X-MENほど超人現象(ミュータント)が浸透や、
また両極に体制化もしていない現代を舞台に、連続アニメとしてしっかり描いたら…』といったもので、
普遍的ながらも、勧善懲悪や記号的ではないという意味で、今までより繊細にしてありありとした、
新人類と旧人類の生き様を味わう作品なのではないかと思った。
光を浴びたリフレクティッドたちと、ドンドン攻撃的になる煙を浴びた悪人たち、
そして、醜い差別の歴史を繰り返す人間たち…
新しい流れに、新しい人物たちが、新しい舞台で急激なドラマを展開していく今回。
上記のテーマ性も浮き彫りになり、
こんなに壮大な話を本当に1クールでまとめ切れるのか…
少なからず、今季はどう締めていくのか……
長濱監督ファンとしては、良い意味で気になって仕方なく、
また改めて色々考えさせられる、今回も掘り下げ甲斐のあるお話でした!
リフにはそういう違いがあったんだな
地味である。動き的にも。
マーチャント・アンド・トレーダーにさらわれたリフレクティッドは1日中広間にボーッと立って、お客さんが来たら自分の能力を披露してるのかな?頭がおかしくなりそう。
最後のミサイルのサイズが目茶苦茶で面白かった。