雑感想
サブタイトル「嘘つき達の国」だったから前半案内役のお姉さんがどこまで嘘つきなのか一人相撲していた
最後に少年を介してなんか話の種まいていくキノは好き
後半オチは読めていたのにいい話だなあと思った。基本的に嘘って損だと思うけど「いい嘘もある」というのが良い
2本立てだった。やはりキノの旅はいい。一歩引いている感じが。それでいて無関心ではないし。
前半「旅人の話」は、勘違いだらけの展示物と可哀想なモトラドが印象的でした。
後半「嘘つき達の国」は、誰もが相手のことを想って嘘をついている良い話でしたが、それでもあの二人の間だけでも本当のことを伝えられれば・・・、と思いました。
優しい嘘だけということで。
嘘によって成立している幸せ。それでも、一緒にいられるから。でもちと切なくはある。
珍しくハッピーエンド?なのか
眉毛の無い英雄!
みんな、優しい嘘をつきあって、キノには真実を語ったのね
モトラドの回答はわかっていたはずで、解決するつもりも無いのになぜ聞いた?と。小学生向けの偉人の伝記は、暗黒面をカットしているので、その暗部を知った時のショックたるや、な感じ。
身代わりの死をスルーするのが、この作品ならではかと。本当は知っていたのを告白するときの石田彰さんの芝居が、ガラッと変えてくるかと思ったら、あんまり変えない芝居でした。