恋愛事情が複雑ですね
多田は言いたいこと言えたの?
葬式ですら泣いてなかったよな
テレサを追ってラルセンブルクに、アレクの思いと多田くんとの再会。
テレサが秘密を多田くんに話し、泣いて別れる二人。
だんだんだんだん悪くなってる…というか、最初の1~3話ぐらいをスローな展開にしていたという事は、今頃は逆にテンポアップしていくべきな筈ですが、最初から最後までのんびりのんびりを、しかも日常系でもないアニメでするのはちょっと…。相変わらず台詞に工夫がない、多田・テレサ・アレク・伊集院以外のキャラは全く不要という悲しすぎる展開。「実は王女だったの!」「実はシャルルのことが好きだったの!」も全部、あまりにも伏線が露骨すぎて、お前ら今頃それ知ったのかよとしか思えない。徹底的な描写不足が続き、正直多田がテレサに恋するのはまだ良いけど、それが海を超え、身分をも超える恋だとは全く思えない。要はキャラが生きていないんだよなぁ。最後も、別に涙を流さないキャラクターって感じじゃないから、そんなに驚く必要もない。
俺、最終回でテレサが「多田くんは、私にとってのれいん坊将軍ですね!」って言うのに500円賭けるわ。
お盆に載った豆大福を落とすのは、テレサとアレクの関係、テレサの歩む既定路線が危うくなった表現かと。知らずに戻す多田、「何もなかった」でゴリ押しして豆大福を下げるアレク。
4発ジェットはA380?
お蝶夫人こと、竜崎麗香のパロディってことはないですよね?レイチェル。
床に落ちた大福を拾って皿に乗せるような多田くんってアホなのかな。
(あれは一応、動揺してるという演出なのだろうか)
「身分違いの恋」って感じがぜんぜんしない。
本作の元ネタはローマの休日だと思うけど、せめてあのような大人な結末になればまだいいかなぁ。
しかし世界有数の歴史を誇る皇族のいる日本なのに、そういう人々を描くのが下手な気がするのだけど、なんでだろう。