結局皆の頼みに応じる野鉄、いい奴だなぁ。
蘇芳の人のことを本当にお紅が慕い続けてるのか気になるところ。
最近、江戸時代の長屋跡が発掘されて、細々した調度品が大量に出土して、下層の町人は装飾的な道具を所有できなかったという定説が覆ったかと。まあ、それらの出土品はひょっとしたら損料屋から借りたものかもだけど。
引き上げた簪のつくもがみ、母娘の確執。
お紅の一目惚れの相手、母娘の間を取り持つ。
唐突感無しに、登場人物を拡張していくのに好感。
早苗は、違和感を感じながらもくまかと思っていたのに。