突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。
彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施したドーターと呼ばれる兵器。
操るのは、アニマという操縦機構。
それは――少女の姿をしていた。
鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ、グリペンだった。
人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。
慧とグリペンの成長物語として面白かったです。この手の女の子が戦う作品では、主人公はサポート役に徹することが多く、若干情けなく感じてしまうのですが、この作品の主人公は自分も戦闘機に乗って戦っていて好感が持てました。お互いにとってお互いが不可欠という関係性が上手く描けていたと思いました。
ただ、幼なじみの扱いが笑ってしまうほど雑なのがちょっと気になりました。
美少女+人造人間+ミリタリーもの、という珍しい組み合わせで
興味を惹く試みだと思う。
ギャルアニメ特有の難点をあげつらうのは野暮なので
瑕疵を感じたところを1点だけ挙げる。
世界秩序に対する見解の相違を発端とした
主人公と僚機パイロット「ファントム」との決闘のエピソード。
まがりなりにも両者は正規軍なので
実機を用いてのドッグファイトなど許可されるはずがなく
フライトシミュレーターで代用したことは許容できるが
決闘自体の経過は茶番である。
「チート級の相手と対決するなら、こちらも反則同然の手を打つしかない」
という開き直りを感じた。
僚機パイロットが少ない割に、設定がモブ同等の練り込みだったり
既視感があるキャラクターが散見されるが
グリペン・ファントム・バイパーゼロの3者が充分な存在感を備えているので
この点は眼を瞑ってもよいだろう。
惰性で最後まで観てしまった
明華という幼馴染キャラの扱いがかなり雑で見ていて悲しくなった。後半に出てくる某キャラが割と好みだったのだが救われなくて無念。好きなキャラばかりひどい目にあっていて見ていて辛くなるアニメだった。
ストーリー自体は壮大なプロローグと言う感じだった。続きが気になる。
全体を通してまぁこんなもんなのかなという感じ
戦闘シーンの描写等についてはそれ無茶あるやろって思う部分もあったが御愛嬌ということで
でも幼馴染ちゃんの扱いは可哀想すぎませんかね…?
情緒が無い。軍?のおじさんペラペラ機密っぽいこと話すし、美少女戦闘機って感じかな?キャラが薄っぺらー。