家臣の平手、家臣の謀反の疑い。
本家との戦、平手の死。
自害しない平手政秀って初めて見た……と思ったけど、信長協奏曲でも自害してなかったな
前回においては父の弔いのために何ができるのかと自問した信長。今回は病気を押し隠して自分に尽くしてくれた平手政秀の仁義にどうやって報いることができるのかと考えた回だったように思う
信長がこのように大切な者が死にゆく事態に悩まされる回が続くのはまだまだ信長を信頼してくれる人が少ない証のようでも有り、同時に織田家を支えてきた重要人物が立て続けに亡くなっている現れでも有る
今の織田家にとって織田信秀と平手政秀という屋台骨を失って、更には家督を継いだ信長への信頼が少ない状況ってかなり厄介なもの
その状況を打破するには家臣から信頼を得て家臣の足並みを揃えるしか無いが、そもそも信長に人望が無いからこのような事態になっているわけでも有って。
となれば、次善策として平手政秀が言うように誰が相手であろうと精一杯戦い、その勇姿や知略を家臣に見せつけるしか無くなる。そういった意味では今回信長が行った三段撃ちは有効だったのかもね。
敵に損害を与えることよりもその大きな音を立て続けに放つことで相手をビビらせる。ついでに家臣にも度肝を抜かせる
これで信長の評価が鰻登りになって家臣団一致団結!となるわけでは無いのが悲しいところでは有るが
爺との絆いいよな
実は親子よりも深い絆だったんじゃないか平手の爺…と思うけど信長は爺と父に恵まれたよなぁ
父に続いて爺も……
鉄砲で勝ったのだから、信長の剣術カットは余計とも言えるけど、
信長の剣術=爺との絆と考えると
本家から領地奪回の鍵が剣や槍ではなく鉄砲だから、爺世代から鉄砲という新世代へ移行だけど、残り250丁を用意したのも旧世代の爺なので、爺は新旧の橋渡し役で人生を終えた感じ