口論の中、前の周回でスバルが感じたエミリアへの恩義に触れてるところが切なくて好きだ…。
エミリアの騎士と名乗り、王戦の開始が宣言される。
決闘して、話して仲を違えるエミリアとスバル。
ナツキ・スバル冬の陣スタート・・・
しばらく見るに堪えないんだよなぁ、もちろん見るけどw
ここからしばらくはスバルの空回りがキツいんだよなあ。死線をくぐり抜けて自信をつけてしまったばかりに……
そして、スバルの「言えない」という現実に、ここであらためてぶち当たる。エミリアの『わからない』という言葉が残酷すぎる。
けっして気分の良い展開ではないけれど、感情をぐちゃぐちゃにかきむしってくるこの感覚がリゼロだな、と。
スバル、啖呵を切るも叩き出される
王選の開始
スバル、ユリウスにボコボコにされる
スバル、クズ発言
ユリウス容赦ないな
この回を見たときはスバル…って思ってたけど、
18話の回からの追い込みがすごかった!
王城の中はスバルの理解していないルールばかり。これまでは無理解のままでも成功してきた啖呵や口上もここでは不利に働く。騎士団を侮辱してしまうし、エミリアの望まぬ言葉を口にしてしまう
スバルの無理解さはエミリアを恐るべき存在ではないと示す言葉となるが慰めにもならない
王城のルールを理解せず、そしてエミリアの胸中も理解できず。だからスバルが口に出来るのは自分が知っている、これまでの行動の成果だけ
でも、そんな驕りを口にして「何故か」自分の為に助けになりたいというスバルをエミリアは理解できない
二人の擦れ違いは決定的となってしまう
お人好しすぎて損する性格な二人がここに来て互いの為を思って行動したことで結果的に相手の望まぬ行動をしてしまう
これからも無理解の連鎖が続いて更に擦れ違ってしまうのか、それとも相手の行動の根幹を理解することはあるのか。物語の分岐点であるように思えた
今作中の中で一番蛇足感と、失望感と、グダグダでクズ男なスバルがどん底に落ちて迷走する展開の起点回。
正直、新編集版でも見るに堪えない苦行の展開がここから続くと思うと鬱になる。
スバルの思いが暴走して傲慢かつ道化まっしぐらな様は、表現手法としてはある意味で良いけど、少々くどすぎて嫌気がさすんだよね。
ここから彼が、本当に大事なことに気がついてエミリアとのすれ違いを脱して次に進むまで嫌な話が続く…確かに世の中甘くないし、下手なご都合主義で茶を濁す展開よりはマシだけど、シリーズ構成的にあまり良い印象がないんだよね。
後のペテルギウス達魔女教信者絡みの展開を考えると、尚の事この王選絡みのドロドロは蛇足感と嫌悪感が半端ないと感じる。
スバル無様回やな。
ああ~恥ずかしいねスバル・・・でもスバルの気持ちもわかるからなぁ・・・
全部ぶっ壊す党の誕生か……。
定期的に主人公の頭がおかしくなるのどうにかしてほしいわ