「はい、大辻探偵社」
紫煙に霞むは淡き夢、街場に煙くは妖しき噂…。
今、世間を惑わす“集団失踪”の怪奇に、探偵・荘太郎が対峙する!
目撃者なし、意図も不明。その足取りに必ず現る“不気味な轍”の正体とは…。
手がかりを求め、探偵は街の地下領域“クラガリ”へと潜り込む。
そこに驀進する黒鐵の装甲列車と、その指揮官タンネとの邂逅が、
探偵の運命を大きく揺れ動かすのであった…!!
世界観が好きだった。
世界観よい
物語としての面白さはそこそこだが、世界観を魅せるエンタメ映像作品としてはこれ以上ないほどの出来。
高クオリティな映像と独特な演出で描かれた、奇妙で恐ろしくも魅惑的な世界観に、瞬く間に虜になってしまった。
散りばめられた謎が一切明かされないのも、より一層恐ろしさを際立たせる。
大正ロマン×スチームパンクな世界観が刺さる人にはぶっ刺さる作品。
探偵として謎を追いつつ主人公の内面も…といったストーリーは、ひねった言い回しもあり難解。
ただ主人公役の講談師の声が世界観にマッチしていて不思議な心地よさがあった。