1,2話視聴時点では、このアニメの世界観がまだ計れなくて漫画で数巻分先読みしたが、今回視聴した話は、作品の全貌を理解するのにちょうどいいストーリーになっていたので、みんな頭の整理がつけられただろう。
相変わらずアキラは視聴者置いてけぼりな思いつきをする主人公だったのだが、友人を介してアキラの行動は、自分の願望だけじゃなく、人の希望を思い出させるポジティブさを持ち合わせていることを我々に気づかせるものだった。体育会系二人なのになんでこんなに見れるんだろう。
大量にあった細かい部分のほとんどが、一瞬しか映っていなかったのにはもったいなさを覚えたが、ゾンビ世界で時間の遅さを感じさせないアキラ達の明るい生活を終始体現したテンポなのはやはり良い。それに、OP映像であらすじを流し、前回を振り返られるつくりになっていたので、間違いなく考えなしの脚本ではなく奥深さを出していた。
歌舞伎町のホストが店を避難所として運営し、町を守っていたのはものすごく格好良かった。