なんというか、すごかった。
無印の方については1年目2年目があまりピンとこなくて3年目が結構いいなってなったクチなのだが、実質4年目とも言えるこのアイドルタイムプリパラに関してはプリティシリーズの中でも最高傑作寄りじゃないかと思うくらいには好きになってしまった。
特に主人公のゆいは自分でも思ってもみなかったほど好きになってしまった(プリチャンの激川ゆいはピンと来なかったのに)。
初っ端のプリパラ禁止の流れには「まさか1年目にやったことをまた繰り返すのか?」などと疑念が湧いたりもしたものだが、そんな予想を外しながらうまく展開したのには驚いた。
特に良かったと感じるのが悪役の調理で、無印でウサギやユニコン、ひびきに感じていたモヤモヤがなく、早い段階で改心したり、共感できるような描写をしたりと、かなり丁寧に描いてくれていた。おかげで終盤のシリアス展開でも茶番感がなく素直に感動できたのがよい。
反面システムのヤバさが際立った印象だが、システムは基本的にプリリズの時から様子がおかしいので泥をかぶっておいてもらおう。
ライブについても、明らかに3DCGの出来やカメラワークなどが進化しており、プリチャンにかなり近づいていてクオリティーが高かったように思う。
3年目終盤から改善の兆しはあったが、技術的にはこの辺りでかなり完成に近づいたんじゃないかなと感じる。
楽曲も音作りが今風で派手になってきており、2026年現在でも十分に鑑賞に耐える出来になっている。
終盤には突如出てくるダンプリのネームドたちや男女の衣装チェンジ3DCGなど、ひょっとしたら翌年以降の仕込みだったのかなと思える物が一気に放出されたが、それもお祭り騒ぎに一役買っており最終話の多幸感につながっていると思うとかなりうまく調理したなと思える。
総じて無印の正統進化といった印象で、プリパラの良さを1年分にぎゅっと凝縮したとても濃密な作品に仕上がっている。