1話から不穏だったミズハの内面が一気に明かされて、ハラハラが止まらぬ……
幼少期から「完璧」に執着した独善的な性格が形成され、最終的に完璧な存在であるフシに歪んだ愛情を向けることになるとは…
これがハヤセ家系の宿命なのか? 皮肉だなぁ…
ハンナにとってミズハは大切な友達である一方で、
ミズハはハンナを完璧でない劣った存在として内心見下していたうえ、感情の受け皿・嫌われている自分の居場所の一つとして確保していただけなのがショッキング。
でも、ミズハはハンナと話しているときが一番楽しそうなんだよなぁ~~~ 表情も話し方も明るすぎる。
「ただの受け皿だと思ってたけど、即答しない彼女に胸がズキっとした」
このセリフが好き。
もはや単なる受け皿ではなく特別な存在になってきている。
居場所がないミズハにとっては救いであり、だからこそ大切に扱ってほしかったし、友達として認めてほしかったんだろうな。
(もう一つ、格下の存在が受け皿として機能していなくて自尊心が傷つけられた、という捻くれた解釈もできる。)
このセリフにはミズハの複雑な心情が丁寧に詰まっていると思う。
ミズハの心の闇をハンナが丁寧に解いていく展開になるのかなと思っていたけど、急に取り返しのつかないところまで来てしまった。
これから先どうなるんだろう…
羽飾りを盗んだ母親の行動も気になる。
単なる支配欲の表れや嫌がらせではなく、もうちょっと大きな意味がありそう。
序盤の見立てだと比較的ほのぼの路線を想定していたんだけど、やっぱり不滅だ。
これはメンタルゴリゴリ削られそうだぁ~…