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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
良い

基本に忠実で手本のような文字しか書けなかった書道家の主人公が、指摘された会長を殴った罰として長崎の五島列島で頭を冷やすことになる。
その生活の中で、島の住人の温かさや価値観に触れ、次第に自分らしさを見つけていく話。

不便な田舎(離島)で価値観を変えていく話はよくあると思うけど、天真爛漫な子「なる」が象徴するように、とても見てて楽しいのがこの作品の良い所。

海・虫取り・魚釣りや田舎らしい独特なイベントなどから、少しづつ型にハマらない書道家になるヒントを得ていく展開は実に面白い。

それも、すぐ1つのヒントを得て大成するのではなく、離島で書道と向き合いつつも、遊んでいる時間が多いことから、焦りが見えているのが良いよね。

途中で自分らしさを表してみた結果、書展で2位という結果になったのもそうだし、ヒントを得ることを望みつつもすぐには得れず、少しづつ少しづつ日常の中で模索して自分らしさを探す展開が好き。

そして島での生活から、星や石垣(これすこ、鳥肌立った)という自分らしさを表現した作品を書くことが出来た後がこれまた素晴らしい。

方向性も決まり、東京にいた方が何かと良いに決まってるはずなのに、悩んでいる主人公。
そこで、島から段ボールが送られてきて、「一緒に結果を受け止め、喜んだり励ましたりすれば良かった」のシーンよ!

主人公はもう島の住民の1人だし、皆からもずっと求められている存在だ ということが強調されて良いねぇ。
こりゃあ反対派のお母さんも首を立てに振るしかない。

そして、渾身の石垣が1位ではなく5位で終わるのも好き。
そう、これは1歩目なのよ。
これから島の住民の1人として、様々なインスピレーションを得て、自分なりの作品を作って大成していくのが想像出来て、良い終わり方だと思う。

まぁ大枠は日常作品だし、気楽に見るのがベスト!

なるの声すこ😊



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