しっかりとしたSFディストピア物語を全身に叩き込めたような気がする。ミァハとトァンの関係性、トァンの世界に対する価値観など味わい深い部分が多くあった。
会話の一つ一つが難しいのは事実だが、話の大元をつかむことができれば面白くなると思う。後半になるにつれ、結構話が大きく進んでいく点はいいと思うが、結構百合っぽいシーンも多く
意外とびっくりするかもしれないが、最後の15分間、個人的には雰囲気は好きだったが、納得感を味わえたかと言われると少し足りない部分もあるかも。
ある程度まとまってはいると思うので、気になる方はぜひ。
以下は見ながら書いた感想
神に見捨てられし人々、トゥアレグの味方でもないという女性。医療の民とは、薬が必要な世界観?酒と薬の密取引を行っている模様。主人公トァンに対して私と死ぬ気あると言ってくる女性ミァハ。うーむここまで話をつかめないな。私たちは大人にならないって一緒に宣言するの…ミァハとトァンはウォッチミーというものを埋められているようだ。酒とたばこでおぼれてるのか…もう昔の遺物らしい。女の子は魔法が使える、ウォッチミーをどうやってだましたのだろうか。日本に帰って出直してこいと上官に言われたトァン、ミァハがいればと言っているのを見ると彼女の存在は大きいなここまで他力本願にさせるとは。日本の感覚、他人であるはずのミァハの死を悲しむトァンの母親を見て、こんな世界はまっぴらだと思った。ミァハは学校で最も孤独な問題児だった、メディケアを逆に扱えばバイオテロだって起こすことができる。人の情報、評価と健康がいろんな媒体で管理されており、みんながみんな同じであることに安堵している、日本はそんな国。キアンはミァハとトァン二人と共に一緒に自殺しようとした友達。しかし、一緒の死のうとした彼女が社会的で公共的な性格となった。この国の異常な部分だ、誰もが同じ過ぎる。日本に帰りたくなかった、戦場に痛かった理由がこれか。ミァハはどこかに検体として送られている?キアンは自殺しようとしたときに薬を飲まなかった。それを語っているときにミァハに謝りながらキアンはナイフを首に刺し、自殺した。その時同時に何千人もの人が自殺を実施した。半分以上が成功した。ウォッチミーのせいでその様子も見れてしまう。トァン含む螺旋監察事務局がこの事象の捜査をする。ミァハの親に会いに行くトァン。そこでミァハは戦争孤児で養子であることを知る。ミァハの検体はサエキケイタというウォッチミーの開発者が持っていたようだ。父親も関連しておりバグダッドにミァハの死体があることを知った。バグダッドに謎の男と共に向かう際に、ニュースから犯人の生命が。一番大事なのは自分の命であることを自覚し、他人を殺せと声明を出した。そして殺さないやつにはこちらから自死させると。トァンはこの声明を聞いてミァハの言葉だと感じた。そして自殺直前のキアンがミァハと通話していたことを知った。ミァハの圧がすげえ…通話音声を聞いていたトァンですら殺しかけるほどに。ウェルテル効果ね、自殺は増え続ける一方で遺書を書く人も。父親と会うことができた、トァンは今の集団自殺を父親がやったのではないかと問いただした。ミァハはハーモニープログラムという調和の取れた意思や人間の選択などにかかわるプログラムにいた。彼女は死に向かって突き進む彼女を制御できればどんな人間でも制御できるといった。この自死多発事件はハーモニープログラム急進派であるミァハが仕組んだことと言った。ヌアザはミァハを止めることができるのはトァンだと言った。しかしそこにミァハの仲間ヴァシロフと相討ちする形でヌアザは死んでしまった。ミァハはチェチェンにいる。彼女は会いに行きこの集団自死事件を止められるのか。彼女は世界はどうでもいいだがミァハに会って結末を見ることがその行動の根拠。思ったよりあっけなくミァハに会えた?しかし姿が見えてこない。とうとう姿を現したミァハに父親が死んだことを仕方ないと言われ銃を放つトァン、そしてミァハはもう一度向こうに行くといった。ミァハはロシアの将校に回され続け、銃を口に押し付けられて意識を得たといった。日本はここの地獄とは違う別の地獄。この世界に居場所がないと震えていた小さな魂。そんな世界に復讐を起こすために動いているわけではなく彼女は今の世界を愛しておりどんな意識もすべてハーモニーに連れていくと言った。私が私であることを捨てたほうが良い、人間は意識の消失をするべきだ。みんなミァハの世界、苦しみのない世界に連れていけると小躍りするミァハをみてトァンは変わらないと言った。ミァハと共にハーモニーの世界へはいかない。トァンは人類の行く末はミァハが言ったことになるといいつつ彼女だけはトァンが好きなままの彼女にしたいと、そこに行かせないとミァハを撃った。不気味な楽曲の中、過去のミァハ、トァン、キアンの3人の過去の話が流れ、そして最後にさよなら、わたし、さよなら、たましい。もう二度と会うことはないでしょうと書き、意識の消失、苦しみのない世界に行ったのだ。