哀れな子ではなく戦場の狂気が生んだ化け物か…確かにここまで戦争に身を投じているのは異常者に見えるだろうな。彼らは確固たる意志と散っていった仲間、そして何より共和国民への恨みで動いているように見えるしなあ。というか実際そうだろう。彼らは戦いを忘れられないだろう、でも中佐は何年かかろうとも彼らは変わっていくかもしれないと言った。グレーテ中佐は死者と彼らを見比べているのかもしれない。地表すれすれを飛ぶナハツェーラという新しい輸送機械が登場。なんか吸血鬼の名前らしいが、これでモルフォの近くまでひとっとび。フレデリカはモルフォのところに届いたとしても生きて帰れるのかと叫んでいた。シンはそれよりもモルフォをどう倒すかが先だといった。運転はグレーテ中佐がするらしい。フレデリカは首都に帰れと言われた、帰らないと言いつつ、シンたちを下がらせようとする。シンはそれが気に食わないみたいで、キリと重ねるのは勝手だが、その罪滅ぼしまで背負わされるのは迷惑だと冷たくあしらった。彼はシンに対して戦場に行くなと泣いた。キリと重ねているのかもしれないが、シンが兄貴にしたことをなぜフレデリカにするのか、本当に死んでほしくないとなく彼女の気持ちが心に響く。結局彼女は戦線に来なかった。グレーテ中佐の言葉いいね、誰もエイティシックス達の戦死を望んでいない、部隊も町の人々も私も師団長も。そしてエルンストは彼らに必ず帰っておいでと言った、5人は努力するが約束はできないとも述べた。エルンストのその後の言葉帰ってこなければこの国を亡ぼすかもしれないと言ったの怖いけど覚悟が見える。作戦は開始された。ナハツェーラも発信準備が完了した。そして発進、予定通りに離陸。怖いもの知らずな気がするアンジュやセオが怖いって言ってるの凄いなナハツェーラ。モルフォを倒せばこちらの勝ち、みんなの期待を背負ってエイティシックス達はモルフォの元へ向かう、シンがまた笑っていたが彼はやはり危ういのだろうか…。