ゆめかは千夏のことを練習の虫、人一倍練習したからこその実力だとはっきり言った。あの時遊んでいたことも含めて千夏先輩のこと心配しているように聞こえた大喜。やはり二人はこのままではだめだとも感じた。雛、大喜にそっけなく挨拶をしているしチームメイトは大喜は人生に影響していないのかもと言っていたが果たして本当にそうだろうか。バスケ部は大会が近く、緊張感が張り詰めたような空気となっていた。チームメイトに千夏は励ましの言葉を贈るが、みんなが千夏のように努力できると思わないでと言われた。千夏の才能、ゆめかが昔言った通り努力できる才能なのだろう。
大喜に朝練サボりたいと思わないの?と聞くと、布団から出れない日もあるがちょっと先を考えると起きれると言った。千夏先輩は大喜にまじめだなと言葉をかけた。
そんなことを聞くってことは千夏先輩も休みたいと思うことあったのかなと考えた大喜。ゆめかは勘違いしている、千夏先輩は一人で努力し続けているがそれは目標があるからだと。ゆめかには千夏先輩の近くにいて欲しかったなと思っていた。松岡、あらわる。女バスの大会のチケットを取られてあせる大喜。松岡には千夏に近づいてほしくないと思った大喜は挑まれたシャトルランの対決を承諾した。
練習試合の帰り、大喜が通っている歯医者を見つけた千夏。そこから出てくるゆめか。ゆめかは親が離婚していたから名字が変わっていたことを初めて知った。ゆめかは何も話してくれない、何も言ってくれないよねと言った千夏の目は悲しそうだった。シャトルランを繰り返す二人。この勝負に負けたら千夏を諦めるのはどうと聞いてきた松岡に、こんなことで諦める想いじゃないと言い放ってその提案を捨てた。他の高校にゆめかが言った理由も分からない千夏はそういうことを話したかった、でも友達だからって全部話せとは言えないしゆめかの気持ちはわからない。だから仕方ないよねと言うと、ゆめかは自分の弱いところを言えるわけないじゃんと言った、千夏の憧れの存在である彼女は特に千夏には言えなかった。頼ってくれて慕ってくれたことは最初は嬉しかった、しかしだんだんバスケへの熱が冷めていったゆめか。私はそんなにカッコいい人間ではないと言い、むしろやりたいことをコツコツやり続けていた千夏が憧れだったといったゆめかは対照的な自分が嫌いになっていた。
ゆめかは中学最後の試合の翌日に練習を続ける千夏を見かけた。終わったことに開放感すら感じていた彼女。だからこそ大喜と遊んでいるのを見た時にショックを感じた。バスケに夢中で他のことには見向きもしないで黙々と練習するのが千夏だと言ったゆめかに対し、千夏は違うと言い他のことでなく私にとっては一つのことと言った。
ゆめかがやめて身近な目標と頼れる存在を失った千夏はとても寂しかった。この地道な練習は本当にためになっているのかわからなくなる時、くじけそうな時に力をもらえるそういう人がいるから頑張れることもあると涙ぐみながら語った。
ゆめかにこの言葉が響いてくれたらいいな。