最終回だからなのか、今回は節々で笑いよりも哀愁を感じてしまった。
毎週自由で楽しかっただけに終わるのが、ちょっぴり切ないですね。
次を次をと求めてしまう面白さがあったので、1クールじゃ物足りないですねー。
キャラクター間の関係性としては、ここまでで出来上がってしまったかもしれないけど、まだまだ各個人の未知や謎な部分も残ったままですので、2期やる際は、各キャラをどんどん深掘りしていってほしいですねー。続きが楽しみです。
1話につき1キャラを深掘りしていく形で、どのお話も見ていての心地よさが本当に良かった。
個人的な願望としては、物語全体として何かしらの進展はあってほしかったなぁとも感じました。
あと、可愛く描かれるってこういうことなのかーとも感じました。月並みな感想だけど、ほんと良かった。
最終回だけど、ここはまだスタートラインなのかもね。
何かを語るには、口頭や文字の言葉で語る、モノローグとして心で語る、表情で語るなどいろいろあると思うけど、2期は表情語りが多めだったと思う。
だから、受け取り方は人それぞれかもしれないけど、それぞれの強さも弱さも脆さも含めて、ようやく三人が対等の横並びになった気がしました。
あいつらボコボコにしてもらわないとホント割に合わないんだけど、、、もっとベルくんの活躍かヘスティアの神のお仕置きが見たかった。。
みんなのホンモノのために個人のニセモノを選ぶことで得た結果は誰のホンモノなのか、ということか。
それは見慣れた景色であるからこそ、個人のホンモノを選んだ結果を見てみたい気もする。陽乃さんの言わんとすることはイライラするけど、分からなくもない。
まさに「選択のケッカ」というサブタイトルが訴えるような展開になりましたねー。
選択の機会はあった、信念もあった、忠告もあった、でも考えることをしなかった。仮定の話はどうやったって仮定でしかないけれども、それでもあの時の選択が・・・と思うと残念でならないですね。
深いな、このオーディション。
滝先生は二人の音楽を聴いて選んだのだから、文句言っている生徒にも音楽を聴かせて、かつ誰が誰に拍手したかも分かるようにした。で、投票者自身が音楽で判断しているか、逆にそれこそ生徒自身の贔屓で判断しているかをオープンにした。
(先生の判断が贔屓だと批判した人が、まさに贔屓しているという反論ですね)
アスカは自分の行動が他の部員を流させてしまうし、自分が拍手しようがしまいが、香織が納得するかが重要だから拍手しなかった。
拍手しなかった部員は、後々の部内対立を危惧して判断できなかった。心情は香織、実力は麗奈、保身は自分かな。
(瀧先生の判断したことへの批判をここでも一蹴、選べる機会で何も選べないのだからもう何も言えないよね)
2対2の同数だったから、最後に当事者自身に決断させることで、全員納得したという形を取らせた。
(去年、学年の差で選ばれなかった香織自身が、実力で勝負したいと挑んだ以上、麗奈との実力の差を感じ取ってなお自分がやりたいとは言えないものね)
うーむ、深い。でも、この部ホントに全国いけんのか!?