深いな、このオーディション。
滝先生は二人の音楽を聴いて選んだのだから、文句言っている生徒にも音楽を聴かせて、かつ誰が誰に拍手したかも分かるようにした。で、投票者自身が音楽で判断しているか、逆にそれこそ生徒自身の贔屓で判断しているかをオープンにした。
(先生の判断が贔屓だと批判した人が、まさに贔屓しているという反論ですね)
アスカは自分の行動が他の部員を流させてしまうし、自分が拍手しようがしまいが、香織が納得するかが重要だから拍手しなかった。
拍手しなかった部員は、後々の部内対立を危惧して判断できなかった。心情は香織、実力は麗奈、保身は自分かな。
(瀧先生の判断したことへの批判をここでも一蹴、選べる機会で何も選べないのだからもう何も言えないよね)
2対2の同数だったから、最後に当事者自身に決断させることで、全員納得したという形を取らせた。
(去年、学年の差で選ばれなかった香織自身が、実力で勝負したいと挑んだ以上、麗奈との実力の差を感じ取ってなお自分がやりたいとは言えないものね)
うーむ、深い。でも、この部ホントに全国いけんのか!?
山田は何故記憶がなくなったことを皆に言わないんだろうか。
あれだけ、周りには俺を部に連れ戻せって言ってたのに。。
一番最初に白石に会いに行くって言ってたのに。うーむ。
二人の初々しさに終止ニヤニヤが止まらない回でしたね。
ラストにブラックな伏線とかも一切なくて安心した。
ホントこれよこれ、ずっとこれを待っていた!!!
ここにくるまでが長かったせいか、その分の反動で見てる方のニヤニヤが激し過ぎて、逆にこっちがワンダラー化しそうだわ(笑)
進撃の巨人だったり、世界樹の樹っぽいやつとか、その上空のクリスタルだったり、いろいろ面白いシーンはあったけど、ヘスティアの涙で全部持ってかれたね。
ベルくんはいい加減にヘスティアだけを見ていてほしいな。
覚悟って意外と後から生まれるんじゃないかな。「今はまだダメ」とか「もうちょっと準備が必要」とか言ってるうちに、時間だけが過ぎて後悔しか残らなそうな気が最近している。
そう、結局、誰の為でもない、ただの自己満足。
誰かの痛みによって自分が傷つくくらいなら、みんなの○○という隠れ蓑で「誰も傷付けたくない」ということを建前に、本当のところは「自分自身が誰よりも傷つきたくない」だけなんだ。だから何も選ばない。いや、何も選べない。
けれど、それは今の自分への言い訳にはなっても、未来の自分への言い訳にはなるだろうか。僕には分からない。分からないまま、また1つの選択を失い続けている気がする。
陰でグチグチ言うようなチームが金賞を取りましたなんてストーリーはちょっとつらいかな。この展開の先はほぼ読めるけど、香織先輩の納得感が重要なシーンになるんでしょうね。
今回の高坂さんは可愛いかったけど、次回は間違いなくカッコよくねじ伏せてくれることに期待。ってか、可愛いとカッコいいの両方を持ち合わせてるとは、なんて羨ましいんだ。。。