他の街ではあの芸でお金を稼げてたのでしょうか。大人た達は皆一様に技術は認めつつもお金が稼げないと指摘しますが、それでもその芸に頼って生きていこうとの覚悟は強いようです。この辺が話の核とどう関わるのか気になるところです。
作画の古いは感じざるを得ませんが、動きなどは細かく作り込まれているシーンもあるように感じました。
海辺の街という舞台設定も、風景の美しさとあいまって、ノスタルジックでどこか物悲しい感じがあります。ヒロインと思しき観鈴は陽炎のような儚げな印象で、この先の展開にちょっとした不安を覚えます。
レンが敵を撃つ際に、明らかに以前よりも少ない弾数で仕留めていますね。言動にも自信が見られますし、ずいぶんと成長してる感じですね。
無人島サバイバルからコンクリ詰めまでの飛躍。それらが並行しても破綻しない世界観こそ祭りたる所以でしょうか。
ヒナが一人で準備をしているシーンは既視感があってちょっとざわざわしましたが、壺が無事で何よりでした。また、いくらを粒単位とはいえプレゼントしようという気持ちは、ヒナの変化をよく反映しているように思えました。
声優さんの楽しそうな演技が印象的な回でした。
各キャラクターのいつもとは違った一面が見えましたね。そんなギャップが魅力でもありました。
そんな中でいつも通りのかおす先生。いつも通りですが、いつも通りとってもユニークで、魅力的でした。
紅莉栖やダルの様子からまゆりを失った岡部の苦悩が、眼に浮かぶようでした。また、まゆりのいないこの世界線は、前話までの世界線の喧騒や不穏さが嘘のように穏やかで、それが妙に不気味でもありました。
フカ次郎のノリで生きてる感が半端じゃないですね。また、奇行も強キャラの証のように感じられて、彼女の実力が明らかになるのが楽しみです。
大男のMさんとの凸凹コンビも特徴的でしたが、ちびっ子コンビの周囲とのギャップも愉快ですね。
ピトさんに勧められて出場したSJで、リアルに対しての鬱屈とした気持ちから解放されたレンが、次はピトさんを救うことになる、ということでしょうか。
話としては綺麗だと思いますが、この作品にはもう一捻りといわず、二捻りでもいくらでも期待したいと思います。
かおす先生がわりと精神的に追い詰められているようで、すこしいたたまれないと感じてしまいました。が、追い込まれている時こそ愛らしさが光っていますね。困ったことに。
戦闘シーンの構図やエフェクトがどこか懐かしい感じで、懐かしいのは悪くはなくとも良くもないですね。普通。
キャラクターの台詞回しや会話の呼吸が野暮ったいように感じます。これは結構きつい感じあります。
店長、味方になるとここまで頼もしいとは。
これで人心地つける、と思いきやの、でしたね。
岡部にとっても視聴者にとっても久々の世界線の変化でした。困惑や驚きがどこかシンクロしているような気がします。前作からの空白期間を逆手に取る素晴らしい演出ですね。
来週は紅莉栖がたくさん喋るといいなあ。
毎回不穏なところがチラチラしてハラハラしてましたが、ついにシリアス突入なのでしょうか。
もう少し和やかなラボを眺めていたっかったような、そんな気持ちもありますが、ともかく次回が気になる演出でした。
ヒナの遠慮のなさが無邪気さの裏返しであることが、彼女のキャラクターを愛らしいものにしていると感じました。新田に対しても、最初こそ能力で強制していましたが、いざとなると命令されることを当然と考えていたり、幼さが垣間見えます。
ツッコミの間をとったり、ボケをテンポよく重ねたりと会話シーンも非常に巧く練られていると思います。
詩子さんは子供相手でも、変に子供扱いしてしまわないところがいいですね。特にアンズの場合は盗難に無銭飲食と、普通なら警察に突き出されてもおかしくないところです。にもかかわらず、きっちり代金分だけ掻っ攫うところは不覚にも粋だと感じてしまいました。