ヒナに悪気がないことはわかっていても、新田やアンズの気持ちもわかってしまいますね。
ヒナを追い出す時に、現金や寝袋を持たせるあたりに新田の人の良さが出ているようで、ヒナの真意が届かないことが余計に切ないです。
断水・節電から1月で桜の季節が来たりと、いろいろと勘ぐってしまいますね。
それはさておき、ゼロツーの楽しそうな姿を見れて嬉しい限りです。このあとにどのような展開が待っているかはともかくとして、この回は自分のお気に入りになりそうです。
やたらと熱い戦いでした。
結果的にはレンがうまく囮になってMさんが動きやすくなったようですね。
ピトさんの怖さについてレンとMさんとの剥離が深刻ですね。Mさんの臆病さが行き過ぎているだけなのか、ピトフーイはさらにえげつない人物であるのか。
先回から各人の悩みに関する内容がしっかりと描かれていて、可愛いだけじゃなく、さらに楽しめています。
今回は小夢の他人と違うことに対する恐怖でしょうか。女の子を好きになったり、寮生の中では漫画家としてのビジョンがないことなど、他人と違うことにひどく怯える小夢でした。翼の言った「そのままでいい」的なことは、それらの悩みを一挙に解決するとても嬉しい言葉でしたね。いい話でした。
奉仕部の中の少しずつの変化が丁寧に描かれていると思います。
作品の出来自体は文句なしですが、いいところで終わってしまっているので、続きが早く見れることを祈っています。
一見迂遠にもみえる3人の対話でしたが、結衣の強かさや、雪乃の弱さをうまく見せていたと思います。
水族園や観覧車を、後はないと唯ひとり知りながらも、もう一度回ろうと提案する結衣の姿で、その覚悟の深さとわずかな躊躇いが見えるようでした。
生徒会の問題は解決しましたね。
いろはすも生徒会長として立派にやっていけそうです。
今回のようにただ解決するというよりも、自立を促す結果となることは、八幡の変化をうまく表していると思います。
平塚先生カッコいい。
奉仕部のわだかまりが解けたと考えて良いのでしょうか。とても良い話でしたが、簡単には信じられない感情もあります。ありますよね?
何はともあれ、八幡が素直になれたことはとても喜ばしいですね。本物があると知っていた八幡と、それの存在すら考えたことがなかった雪乃。二人にはそんなに距離があるようには思えませんでした。
自意識の化け物とはよく言ったもので今回の八幡は完全にそれでした。でも、考えすぎてしまう人もいるし、考えすぎてしまうこともありますよね。
いろはすの様子がちょっと変わりましたね。これは何の予兆なのやら。生徒会も八幡がいなくて立ち回れるかも怪しい状況で、八幡がうまく手を引くことなんてできなそうです。さてどう後始末をつけることになるのか気になります。
雪乃は踏み出し損ねたのでしょうか。
そうだとしても、八幡が気にすることではないのです。理由をつけなくても動けることが、八幡と雪乃双方に必要なことですね。
由比ヶ浜が文句なしに可愛かったですね。
由比ヶ浜の成長が、八幡と雪乃のやり方を一番近くで見てきたからこそのものだと思います。
八幡も報われたと感じることができたらいいなと思います。
結衣と雪乃の悲痛な表情が印象的です。
八幡はそれに気付きながらも、そうでないふりをしなくてはならないのでしょう。誰も傷付けたくないために自らがすすんで傷を負うことが八幡の信念であるところ、二人の哀しみを認めるということは彼にとっては手詰まりに陥ってしまいます。
その二者択一に陥ってしまうところが八幡の優しさであり、成長の可能性ではないでしょうか。
まずは、小町が可愛くて安心しました。
さて、今までのやり方で、効率的に、事態の収拾を図る八幡の姿は、彼を見守る人々にとって、もはや心穏やかに見ていられるものではなくなってしまいました。これからの進展が気になるところです。
絵柄の変化も作品の雰囲気がよりよく反映されているようで、好印象です。
映像の変化は、この作品の陰鬱な雰囲気に沿ったものになっており、良い変化だと思います。違和感よりも、絵柄で随分と雰囲気が変わるものだと思い知らされた気分です。
正直、1期のキャラの造形、とくに主要ではない男キャラですが、すこし悪意があったように感じていたので、2期で変更になったことは、期待を高めてくれるものです。
これは次回が気になりますね。
Mさんの見せ場が続いたところでまさかの落差でした。手紙の内容はいったいどのようなものだったのでしょう。
頬を紅潮させながら銃を乱射する幼女も見どころですね。