もうちょっときれいに切れ目があるのかと思ったらナチュラルに 2 クール目につながるのね。
スパイと殺し屋と超能力者……。どんなつながりかと思ったらお互いの利益のために一緒にいるのね。
昔いた会社が同じような事やりたい人が集まって会社という形になったようなところだったのでなんとなく意味は分かる。
こういう家族の形もあって良いんじゃないかな? 案外そっちの方が長続きするもんかもしれない。
アーニャさん視点が多いからかどうしてもスパイ成分と殺し屋成分が少なめかな。もっと躍動するヨルさん見たい。
スパイ成分でいえばプリンセス・プリンシパルの方が多いし、殺し屋成分は他のドンパチするアニメの方が多い。
それらはそちらで得るとして、それぞれ本性を隠しながら家族を構成して日常生活を送ってるのは見てておもしろい。
続けて 2 クール目も見ていこう
全年齢対象って出てたから気を抜いてたら開幕から首に太くて堅いの突っ込んでてヒエッ……ってなった。
死んでる人間を OS が起動しなくなった PC とすれば、新しい OS インストールして動かす感じだろうか?
まぁ意思を持った人間がやりたくない事やらせるにはちょうどえぇ技術よねー。
新しい技術はいつも軍事転用で発達していく。
労働力として使うのはいいとして、流石に見知った相手が死んだからって再起動させたくはないなぁ……。
機械は作るのにコストがかかりすぎるから死体という作るコストのかからない筐体にソフトウェア書き込んで再起動……なんという合理的なシステムだろうか。
倫理より合理的が優先される世界ね。まぁ奴隷よりは人権が保護されているのか……?
それにしても人類を新たなステージに導こうとする奴はなぜみんな人間を辞めさせようとしてくるのか?
結局最後にやろうとしていた事はやり方が違うだけで人類補完計画とかと大差ない気がする。
「みんな違いがなくなれば争いなんて起こらなくなるでしょー? 」ってそりゃそうだけどそれは生きていることになるんかな?
技術とかアプローチはおもしろいけどこの世界には生きたくないなぁ……って思った。
管理された世界で生かされてる状況って生きてるの? 死んでるの? って感じのお話だった。
ちょいちょい百合成分もあってすき……。
メモリの争奪戦はしないけど社会の仕組み的には楽園追放だった気がする。
みんな社会を回すための歯車として生かされている感じ。
自分の肉体があって自分の意志で行動できるんだろうけどすべてが監視されているわけだし、
それって本当に自分の意志による行動なの? ってなる。
何もかも管理されて指示通りに行動している世界で生きる意味ってなんだろう?
そんな世界で長生きしていて意味があるんだろうか? って思った。
考えることたっぷりで見たあとじっくりと楽しめるお話だった。
なんにも知らずに見たけどそういうお話なのね。シュタゲやらリゼロやらその辺な要素がちょいちょい見られた気がする。
死に戻りって分かったときにちょっとガッカリしたけど最終的には結構楽しめた気がする。
途中からループがアドバンテージにならなくなってきたのが他のループものと違っておもしろかったかも。
相手にも情報が行ってる中で自分たちの使える駒を使ってどう戦略立てるかみたいな……アルドノア・ゼロ的な感じもした。
最強マニュアルが出てくる辺りも HELLO WORLD すきの民としてはとても楽しめた。
SF に属するのかミステリーに属するのか分類はよく分からんけど、その辺がすきな人は楽しめるんじゃないかな