冬から続き2クール目夏から放送となったこの作品、やはり名作だった
正直自分は6話すぎるくらいまで飽きや1クール目との差を感じてやまず、2クール目になって色々とダウンしていると思わざるを得なかったが、それとは裏腹に後半からは1クール目を取り戻したかのように3人のカップルそれぞれが受験に臨む思いやこれからの在り方についての深堀りとお互いに固める決意がとても鮮明にリアルに映し出されていた。
1クール目で谷と鈴木が付き合っているため、2クール目からはその周辺の西山、平東を焦点にあてて物語が進むのだが、
鈴谷をあくまでサブキャラに添えつつ西山、平東の関係の進展や個々人に抱えてるコンプレックスや思いの丈を垣間見る構図になっていて、西山平東それぞれの空気感や間合いや事情がある中でシリアスでありながらもラブコメの範疇を超えずに個人の成長を受験というライフステージと照らし合わせる形で演出するこの見せ方がとてもよかったと感じている。またこの切り替えとそれに対する臨機応変さは他の恋愛・ラブコメアニメとの完成度や見やすさとして大きな差だと感じている。
また恋愛面でもこの3組は属性も違えば好みも違うまさに正反対なペアになっていて、彼女側の抱く好意に対して彼氏側がアクションや心情の揺れを演出している描写が多く見受けられタイトル通りあくまでも視点は彼氏側にあるという一見したら彼女側からのアタックに見せかけて彼氏側のアプローチに注目した構図が一貫して取られていたのがまさにこのタイトル通りでありさすがであった。
また、髪の伸びた西やわずかに表情を変える東、男女の友達として、それ以上の関係としての適切な距離感など表面的な恋愛という状況にいるキャラたちを俯瞰して見てもとてもきれいな形に収まっていたと感じた。
それ故に1クール目メインだったキャラ、サブだったキャラの立ち位置が入れ替わってもキャラがちゃんと立っていてどのキャラにも愛着が湧けるようになっていたこれこそがこの作品の良さをちゃんと描けている何よりの証明であると感じている。
2クール目もとても面白かった。