双見ちゃんの婚約挨拶…もとい佐藤さんの紹介展開には大笑いからの、打ち切りされると戦々恐々な中で告げられる審査員へのお願いと。自分の漫画が雑誌やその応募者へ影響を与えているという事実に驚く双見ちゃんは見ていてほっこりしちゃう。そしてチラって触れられていた梨田ちゃんのメール見ない問題・・・ほ~んと梨田ちゃんはオチの塊だなぁというところで仲間みんなに囲まれた双見ちゃんで〆と。
原作厨の厳しめ意見としては・・・う~ん・・・やっぱり演出がなぁ・・・・。特に最終回は双見ちゃんのボケ&ツッコミ、そして双見両親からの仕事観の考え方や、編集長の語る雑誌の誌面に与える衝撃などのシリアス描写と、それぞれに必要な演出が多岐にわたって多かった分、漫画版と比べるとその演出がすっぽりと抜け去って淡々と描かれてのっぺりとした映像に仕上がりになってるのがより顕著に感じて、非常に切ない。夏吉さん始め、声優さんは頑張って声でカバーしようとしている感はすんごい伝わりましたが、やっぱり演出、テンポ感、映像がここまでのっぺりしているとなぁ・・・・。他の量産系の異世界なろうアニメでも、演出でもう少しカット追加したりして、本作より力入っている作品も多いので予算というよりはお金の掛け方、力の入れどころを間違えたって印象。もったいないかったなぁ・・・。まぁ漫画版を見て貰えばいいだけなので、その点では及第点なのかな?(アニメファンとしては切ないですが…)
あと、この前アニメ化が決まったくずしろ先生の別作品の「雨夜の月」の方は心理描写だらけなので大丈夫か?と制作会社を調べてみましたが、本作とは別の会社が担当みたいなので一安心。