誰に薦めてもいい名作。
スタッフさんお疲れ様でした。
最後はとても小説原作らしい表現が多くて。途中のセリフや描写もまんまなのかな。文章だからこそ広がる世界観を上手くアニメに取り入れているなと。
ハイジのことを思うと泣く以外ないのだけれど、彼がカケルに言った「走るの好きか?」が全ての始まりであり、走る意味だったんだなと最後に繋がるのが一番刺さりました。
こりゃみんな走るのやめませんね(*´-`)
トーナメント進行があっさりしてるし、試合シーンも簡略なままだし、このまま終わるのかと思いきや、歩の父親や、優佳の才能の正体と急に深まる謎。じわじわ愉しくなってきそうだ(*´-`)
タイトルはカケルかな。1人で走らねばならないけど、団体競技である駅伝。そんな中でも輝くカケル。9区がどんな結末になるのか楽しみ。
さらに興味深いのがキングの精神論。どこか遠慮がちで何も成せなくて。不安で孤独で。そんな中であった仲間達や走るということ。明言はなかったけど、彼にとっての走る意味なんだなとしみじみ。
そして、次回はラスト10区。予告のハイジの視線の前には何があるのか。早く続きが見たい!
ニコチャン先輩にとって走ることは競技であったけど、好きでもあった。競技はやめるけど好きだとわかった。それが彼が見つけた走る意味なのかな。
ユキはカケルとの出会いで人生観が変わった。2秒足りないけど足りない理由が彼の中で分かってる。靴を血に染め走ったからこそ分かる彼だけの意義。
あと、途中家族の描写だからもあって、再び関わるきっかけとなりそうなテイスト。とても良かった。
次回のキングやハイジの容態が気になるなぁ。続き気になるなぁ(*´-`)
日テレじゃないと出来なかった奇跡のアニメといえる神回。途中のBGMの不穏さ甚だしかったですが、無事予選を越えた先に何があるのか。走り続ける意味。本来のテーマが深堀されそうで楽しみ。