サービス開始日: 2022-07-14 (889日目)
新海誠作品に特有な美しい描写と世界観が際立つ作品。
度々ある伏線(拳銃、主人公の家出)が解決されないままバッドエンドに似た終わり方など、PC美少女ゲーム(いわゆるエロゲー)を想起させる。
個人的には君の名はよりも好きだった。映画館で泣いた。
国内に大ブームを引き起こした名作。
ストーリーは悪く言えばありきたり、よく言えば王道なタイムリープものであり。構成もよく感動的であり、映画館で泣きました。
RADWIMPSが全曲を担当していることもあり、音楽に申し分がない。
ただ何回も観たくなると言われると、そうでもない気がする。
今更ながらファーストガンダムを視聴。
40年前の作品とは思えない非常に良くできたストーリーであり、ガンダムの爆発的人気がここから生まれたと納得できるものである。(当時は打ち切りとなったが)
ただ、やはり40年前の作品であることから作画、セリフなど古臭いところもあるので、ガンダムファン以外にはおすすめできるものではない。
ロボットアニメに特有のなオカルト要素はここから始まったのだろうか。
ジョジョシリーズ第6部アニメ化第1期。
主人公に難ありの第5部の違って今回は非常に魅力的な徐倫が主人公。ジョジョシリーズ全主人公中でも際立って個性的なキャラと思う。
ストーリーに関しては正直少しスロースターターであるが、第3部主人公である承太郎が関わってから一気に面白くなった。
スタンド能力も前作と比べてさらに個性的になり、バトルシーンが飽きさせない。(徐倫のスタンド能力が面白いということもある)
ちょっとキャラクターの登場が少し強引であると感じているが、(エンポリオ、ウェザーあたり)第2期に期待出来る作品であった。
ジョジョ第5部アニメ化。
非常に評価が難しい作品。
第4部の後ということもあり、第3部で見られるような悪い点が非常に目立っていた。
特に主人公のジョルノに関しては終始影が薄く、もうブチャラティが主人公でいいだろとツッコミたくなる。
しかし腐ってもジョジョ作品であるため、面白いスタンド能力から繰り出されるバトルシーンは人を惹きつける魅力を持っており、第3部と違って話も大きく逸脱することはない。(かなりスローペースではあるが)
ラスボスであるボス(ネタバレ防止)に魅力を全く感じない上に、ラストバトルもデウスエクスマキナ的側面が強く視聴者を置いてけぼりにしてしまう。
個人的には現時点(2022年7月)でアニメ化されたジョジョシリーズ中最も面白くなかった。
ジョジョ第4部アニメ化。
これまでの作風から大きく変わって一般的な少年作品的側面が強まった。
いままでのジョジョ作品と違ってキャラクターにきちんと個性がある。特に岸辺露伴、吉良吉影は全シリーズ中でも個性的なキャラクターが特に輝いている。
話数は多いが、第3部と違って世界観の構築、キャラクターの成熟など、ただ本筋に関係のない敵を倒すだけの話ではないので、観ていても飽きない。
また、第3部と違って味方のスタンドがちゃんと個性的であった。
前作の主人公である承太郎が大きく物語に関わるが、今作主人公である仗助の邪魔にはならずバランスがいい。
現時点(2022年7月)でアニメ化されたジョジョシリーズ中に最も面白く感じた作品であった。
ジョジョ第3部アニメ化後半。
第1期の良いところも悪いところもすべて引き継いでいる。
エジプトについてから話が非常に長く感じてテンポが悪い。ホリーを助けるという目的を視聴者が度々忘れてしまいあまり緊張感がない。
ただしディオとのラストバトルは文句なし。
ジョジョ第3部アニメ化前半。
スタンドを取り入れたバトル要素は2部よりさらに進化している。しかし、デウスエクスマキナ的側面もかなり強いので頭脳戦としては少し納得できない場所も多い。
また、敵の多彩なスタンドと比べて味方のスタンド能力に面白みがない。(早いパンチを繰り出すか、早い剣さばきを繰り出すか、炎を出すか、緑の塊を出すか)
キャラクターは非常に単調。調子者(ジョセフ、ポルナレフ、花京院)かクールガイ(承太郎、アブドゥル)しかいない。
しかし音楽と映像がトップクラスであり、処刑BGMが流れる瞬間はやはり爽快。
悪くもよくもジョジョ作品であった。
ジョジョ1部、2部のアニメ化。
1部と2部では作風が少し異なり(後半と比べるとそこまでだが)、分けて語る方が適切であると思われる。
【1部】
シリーズ中の人気は決して高くないが、一部のファンに根強い支持を得ている印象。
シリーズ後半と比べると話が短く、最後まで非常に観やすい構成となっている。
クセの強いキャラクターは多いのに、いまいち印象に残らなかったが(ディオを除く)、ジョジョの起点として申し分ない出来であった。
【2部】
バトル作品として前半と比べてさらに進化している。荒木先生が得意とする頭脳戦が非常に光っている。
主人のジョセフのキャラが作品全体を引っ張っており、逆に言えばジョセフ以外のキャラクターへの感情移入がいまいちできなかった。(ジョジョ全体に言えることではあるが)
1部と同様話の本筋から逸脱することが少なく、最後まで観やすい構成となっている。
【全体】
全体を通じて漫画の初期荒木先生の作風を非常に良くアニメに落とし込めており、ジョジョシリーズの起点としては文句なし。
作画、特に色の使い方などが印象的であった。