事件の真相はいつだって痛みを伴う。
石川くんと金田一さんのコンビのやりとりがとても楽しかったのは良かった。
ただ金田一さんが石川くんにあれだけしてあげられるのかが伝わって来なかったのが残念。
全体的には丁寧な作りで、1話と最終話が繋がる感じが良かった。
最後の笑顔はとても印象的。
獣人の街内で差別であったり貧富の差を感じる描写があったりと、なかなかに考えさせられる作品だった。
アクションやコメディは爽快で楽しい反面、シリアスはグッと踏み込んでいく感じが良かった。
ヒロインの猪突猛進が鼻につく人は鼻につくかも。
あとほぼ獣人の街であるアニマシティの中だけで話が展開していくので、外からの視点ももう少し欲しいと思った。