言っちゃなんだが、前半のReflectionがあそこまでめちゃくちゃだったのに、勢い任せはありつつもなんだかんだ綺麗に畳んできたのには感心した。基本的には引き続き魔法少女ドラゴンボール的な感じで、増やしに増やした味方の陣営に対抗すべく、ただでさえ多かった敵陣営にさらにぽっと出感満載の黒幕は登場するわ、俺は手駒を量産出来る!とやたらと兵士兵器を量産するわ、その中に謎の特殊個体みたいなのを突然誕生させるわ、さらにそいつらには名前もなくキャラデザも立ってないわ、そのまま退場してくわで、ますます誰が誰かわかりづらく、一体何してんの…ってツッコミどころ満載ではある。ただ、主要オリキャラであるキリエ、アミティエ、イリス、ユーリ、王様、シュテル、レヴィの出自と関係、経緯については一通り描写され、因縁があるキャラクター同士の感情のぶつけ合い、戦い、和解が描かれていたし、なのはシリーズらしい見せ場は用意されていて、自分で散らかした感のある舞台はきちんと収拾をつけて終わっていた。散らかさなければ良かったんじゃないかと言う気はするが、そこはまぁ…
シリーズの主役格、なのはフェイトはやての出番は相対的に少ないのだが、終盤は超サイヤ人覚醒からの自己犠牲、自己対話、からの友情帰還エンドと、なんかどっかで見たような雰囲気は強いながらも、シリーズファンが見たかったものは見せて終わったのではないかと思う。プロットはやはりシリーズの従来構成をほぼなぞっているのは気にはなるのだが、まぁ10年に1度上映される伝統芸能みたいなものだと思えばこれでいいのかもしれない。