コミカライズ版は読んでいるのだけど、このアニメを見ていると、コミカライズはかなりの当たり、アニメ化は外れっぽい。コミカライズからの落差がかなり大きく、特に作画の劣化が激しくそこらの量産型なろうと大差ないレベル、劇伴、演出の水準も低め。視聴継続は躊躇われる。
逆ハーレムイケメン品評会。映像、演出、設定は凡庸。キャラクターはテンプレ、主役は無個性、どうやらスマホの乙女ゲーが原作らしい。ゲームの地の文を読み上げ続けてるのか、壊れたようにモノローグを繰り返す主人公にはもはや恐怖すら覚える。期待値が低すぎるので視聴中止。
GoHandsらしい作画はすごいが…画作り、世界観、敵、キャラ、演出と全体的に漂う中華ソシャゲ・中華アニメ感が不穏。キャラづけも今のところ妙な台詞押しでテンプレを煮詰めた感じでだいぶ鬱陶しい…。気合入ってるのはわかるから面白くなってほしい。
新宿編は非常によく、そこで終われば最高だった。秋葉原編も終わってみれば悪くなかったが、トータルだととても良いにギリギリ届かないぐらい。今期のダークホース枠はこいつ。
女子中学生同士のしょーもない内輪揉めを聖女とか悪女とかに無理やり当てはめて誇大描写したしょーもない話。すべてが陳腐。キャラも不快。
何も話が進まない日常場面が長すぎ、キャラクターがとっ散らかってる上に活かされなさすぎ、下村陽子の無駄遣い…。前半で面白い素材が提示されたのに、何ひとつ活かされないまま終わっていった。
ストーリーやキャラクターはありきたりで見るべきものはさしてなく、バトル作画に全振りした作品。しかし、メカウデというコンセプトの問題か、飛び回って光りながら殴るだけみたいな戦闘が多く、バトルもあまり面白みがない。メカウデという仕組みならではのアクションなりエピソードなりがあればまた少し違ったのだが…澤野の音楽はとても良い。
素晴らしいアニメ化。単体の映像作品として面白いだけでなく、あの漫画より確実に面白くなっているという意味でも素晴らしい。
最後の2話はとても良かった。そこまでがグダグダなのでたどり着く人は相当少ないだろうけど…23区東部の地理に詳しいならそういう意味でも楽しめると思う。