サービス開始日: 2024-10-05 (453日目)
前半はほのぼの日常コメディな感じで、雰囲気アニメっぽい。中盤からはシャオヘイの持ち物を狙う妖精たちとの戦いや、執行人試験のために仮想世界の高難易度クエストに挑むなど、アクションの比重が高まっていく。
元々個人制作とのことでシンプルな線と塗りによる作画なのだが、アクションのアニメーションはアングルがグリグリ動く超高速バトルで見ていて非常に気持ち良い。日常描写にも良さはあるがやはり真骨頂はアクションということで、特に終盤明確な目的を持って仲間と挑む描写がエンタメとして良くできていた。
僕の選ぶ未来と似た視聴感で、ストーリーは設定の難解さや日常の若干の間延びも含めて未成熟なのだが、まだまだ子供のシャオヘイの成長や師弟愛、友情が終盤に感じられたのは良い点。
作画は良いけど、全体的にありきたりの域を出てはいなかった。終盤の人を殺す殺さないの葛藤は正直かなり鼻白むもので、殺し合いが当たり前の世界で実際に恩人を殺され、職業が暗殺者となった主人公がここに至るまで人を殺すことにそこまで悩むもの?同級生たちに実力をつけろ的に上から目線で要求しておいて、暗殺者が人を殺すこともできない…?そういうのはチュートリアルで見えないうちに済ませておいてほしい。仲間による全肯定っぷりもよくあるなろう感が溢れていて陳腐であった。もう少し人間関係を面白く描けないものなのか。
オバロは途中できつくなって投げ出した勢で、同じように部下を12人集めるとか言い出した時は、これは無理そう…と思ったのだが、ディーナが変な動きし始めたところからは結構面白かった。全体的に突出した良さがあるわけではないのだが、まんべんなく及第点くらい行きましたという感じで、設定的な引きもあるしキャラも面白いので続きがあればまた見ると思う。
韓国原作の中国作画と聞いているが、作画はかなり綺麗。いわゆるやり直し令嬢モノなのだが、全体的に設定や進行がふわふわしていて脚本的にはテンプレから外れており、どこを目指しているのか一見わかりにくいのだが、それが先が見えない魅力にもなっていた。ストーリー的には本人がある程度成功したはいいのだが、その分の不幸をジェニットがすべて被る形のままなのが気になる。どうせやるならそのへんもうまいことやればよかったのに。また、時を巻き戻したからといって父親の感情・記憶の封印が解ける根拠はなさそうなのになぜうまくいったのか、母親が介入できるのなら初回は何をしていたのか、といったあたりも疑問。話自体は途中も途中で終わっているので、原作は何かしらうまいことやっているのかもしれないが、アニメでは微妙な終わり方なのでこれくらいの評価。
「私…暴力が怖いの…」「それがなんちゃらゆづきなのか」4話引っぱっといてそれ?そこは出発点・前提で、その先に何を見せてくれるかを(一応)見てたのよ。実は私人間でしたぐらい意味ない話に4話。なんなのこれ。死ぬほどありがちなテーマなのはまだしも、信じられないぐらいチープなプロットと脚本の上で陳腐なセリフを振りかざして終始ミュージカルみたいに大げさに振る舞う登場人物たち。男性向けの現代版恋空と思えば理解できなくもないが、どのみちほぼ異界の小説である。
原作は連載中作品の中でトップ5に入るくらい好きな作品で、アニメ化を楽しみにしていた。結論からいうと、原作の良さを再現したキャラクター、ストーリー、それに作中で使われた音楽は非常に良かった。しかし、アニメ化で一番注目されていたダンスシーンに色々と問題があり、その出来に注意が惹きつけられて作品全体をうまく楽しむことができなかった。序盤は特に酷く、無表情で再現度も低いキャラモデル、髪や服の動きもおかしく、テクスチャ・シェーダーが手書きのつるつるしたスタイルとまったく噛み合わず浮き上がっており、モデルもローポリのように粗く、エフェクトも変、ライティングも変、モーションはともかくカメラワークも雑で、とても見れたものではなかった。中盤からこうした要素が徐々に改善されていったのだが、正直なところ話が進む度に「あ、今回はここが改善された」「今回はここも良くなった」とダンスシーンの改善点ばかりに目がいってしまい、作品自体に没入することがまったくできなかった。本来こういったテクニカルな要素は空気のようであるべきだと思う。そういう意味で、この作品のダンスシーンは完全に失敗している。
最終話は、ダンスを音楽どおりリアルタイムに再現してそれをカメラで撮る、というこれまでのスタイルから一変し、あえて音楽やダンスを途中で止めて手書きを挟みつつ演出や語りを加える、という形になっていた。この手法自体にも問題はあるものの、ダンスだけで表現することに失敗している以上、序盤からもっと使っていくべきだった。ダンスバトル以降は総じて良くなっていった(それでも手書きとCGが切り替わった時に表情に連続性がないとか、手書き演出とダンスが噛み合っていないとかあちこちに粗はあって問題は山積してはいたのだが)だけに、序盤の大失敗が悔やまれる。
原典に対して物語を見届け語り継ぐ存在を加え、そのびわの視点で平家の栄華から滅亡までを描いた物語。
オープニングと序盤・中盤までは、びわに近い若者たちが京で幸福に過ごす様、その背後で清盛を中心に奢りが歪みを産む様が並行して描かれていく。中盤以降は平家の没落につながる決定的な場面を平曲として印象的に語りつつ、凄まじい勢いで没落してゆく平家の様が描かれ、序盤やオープニングでびわの視点から瑞々しく描かれた若者たちがまるで盛期を過ぎて次々とその身を落とす花のように消えてゆくのを目にすることになる。清盛による暴虐が一族としての印象を下げているものの、びわの視点からは無邪気な若者やバランスを取ろうとした苦労人たちの描写も多く、そうした者たちが苦労の甲斐もなく落命してくのを見続けるのはなかなかに苦しいものであった。
平家物語自体は学生時代に古文でよく目にした話なのだが、当時は通しで読んでいたわけでもなく、有名な場面だけを切り取って学んでいたためにさして興味もわかず、平家にも似た名前の人物が大量にいて誰が誰だかわからなかった。今回の視聴では平家の者たちがそれぞれ特徴あるキャラクターとして描かれており、昔の記憶とも照らし合わせて楽しむことができた。
映像はこの古い物語を語るに足る素朴な線と塗りをあえて選択しつつ、背景美術やアニメーションは巧みで、アートディレクションの工夫が見てとれる。音楽としては主題歌・劇伴ともにもあえて現代的なものを多用しており、この古い物語に独特の雰囲気をまとわせることに成功している。
かなり人を選ぶ作品ではあり、単に視聴するだけでエンタメとして楽しめるというものではないのだが、歴史に一定の興味があり、様々なことを調べながら鑑賞することに楽しみを見いだせる人には非常に良い作品だと思う。
転生チート無双モノだが、設定は自然な捻りがあって悪くない。男性向けなろうのような実力ゴリ押しでもなく、女性向けの恋愛人間関係極振りでもないバランス感覚が魅力だとは思うのだが、何かわかりやすい目標があるわけでもなく、ストーリーの軸のようなものが見えづらいのは課題に感じた。また、アニメの都合なのか終盤の展開がかなり強引・拙速で不自然さは残った。王家に反省を促すためとはいえ、明確な嘘を流すのは倫理的にも主人公の性格的にも受け入れ難い。そもそもあえてそんな噂を流さずとも、もっと自然な形で反省に追い込むことは容易だったはずだ。王家側の動きも不自然というか、あえて事を荒立てるようなことをしており、どことなく終盤の衝突と和解のために作られた不自然な展開にも感じた。原作は完結しているようだが、王家・人間と精霊との和解がゴールになるのだろうか?
結局この世界のことも主人公たちのことも大してわからないまま終わってしまった。人類は絶滅していて、姉も生きていないし、ヨーコも一度死んで再生されたか、治療・凍結されていたのだと思うが…そのへんは大してわからなくても良いような、あくまで雰囲気を楽しむ作品ということなのだろう。3回に1回くらいじんわり良い感じのエピソードがあったが、それだけでストーリーを高く評価することは難しい。何か一本大きな芯があれば違ったと思うのだが…
作画は普通に良く出来ていると思うが、普通なだけでこの作品ならではの魅力のようなものはあまり感じられない。特に背景美術に特徴がなく、終末世界の自然混じりの廃墟を描くのであれば(大変だとは思うが)もう少し気合を入れて欲しかった。キャラクターも個人的にはそこまで魅力を感じず。
全体的にあと一歩で「良い」に届くのにギリギリ達しておらず、非常にもどかしさを感じる作品だった。
皮肉なことに、ゲーム世界に入ってから目的がはっきりして視聴に必要な認知コストも少なくなり、面白さがわかりやすくなった。そういう意味では10話ぐらいまではプロローグだったのかもしれないが…これ、いつまでやるんだろう?
キャラをかわいく描かないといけないと思うのだが、作画も普通。とにかく全部普通。OPに作品と関係ないキャラ出すのはさすがにどうかな…。
コミカライズ既読。コミカライズは作画のレベルも高く、なろう臭がなくて結構好きなのだけど、これはもう作画、ボイスアクトからしてなろう臭がすごい。ストーリーはコミカライズ時点からそこまでという感じでさして変わり映えしないが、キャラデザもコミカライズではなく原作準拠っぽく、全体的に質がよろしくない。コミカライズ準拠ならなぁ…という感想に終始した一作。
長文書いてたけど消えたからやる気なくなった…。ざっくり言えば、設定は過去シリーズを相対化し、現実と結びつけ、世界を拡張したという意味では面白さはあるが、とにかく複雑すぎて視聴者に理解させられる描写になっていない。エヴァシリーズの同期・フォロワーによくあるタイプだが、これはさすがにやりすぎだと思う。それを抜きにしたエウレカやレントンの成長物語としては一定の評価はできるのだが、果たしてこのシリーズでこんなことをする必要があったのか疑問は残る。バトルを中心とした映像は非常に高品質。なんとなく全体的にゼノブレイド2を思い起こさせる設定・描写が多かった。
いつもと何も変わらないキショくてしょーもないチラムネだが、作画の質が急激に低下した。これが延期の理由?唯一の取り柄だったのにな。この七瀬とかいうのもなんなの?普段はイキり散らかしといて、中学で絡まれたヤンキーが来ただけで戦う姿勢すら見せずに子犬みたいに震えだして、強い女とかいう設定どこいったの?こいつだけじゃなく、千歳も全員自認と実態が乖離してるのよね。乖離をドラマに仕立てるにしても、まず自認がある程度成立してるところを見せてくれないと、ただの勘違い野郎のドラマにしかならないですよ。