天斗聖陰拳といい黒洞天殺といい、それは拳法の技じゃないだろう。演出の方向性がおかしい。
ただ、霞拳志郎が闇の中で朋友達と女神像に邂逅して奥義に目覚める展開は悪くない。また、自分の亡き後に後事を仲間に託すという拳志郎の潔さと死に様もよかった。
けど、やはりラオウvsケンシロウの焼き直し感は否めない……
玉玲の子供が後の世紀末救世主ケンシロウかと思いかけたけど、時代的にまだ早いのでもう一代ほど後かな。ただ、霞羅門は後のラオウ・トキ・ケンシロウの師、リュウケンとなる設定だったかと。
いろいろとシリーズ終盤は良くない展開が多かったように思うけれど、最終回の後半は整っていたかと。