いい最終回だった。
永遠を生きる女神と短い生を与えられた眷族の共に生きる時間は有限なれど、絆は永遠だと。ヘスティア様も人の命が尽きるのを何度も看取ってきたのかな。
恋愛的な意味でヘスティア様とベルくんの関係が成立したというわけじゃなさそうだけど、深い愛情で結ばれていることが確認されたってことかな。
ベルくんをどう思ってるんだと聞かれて「ウサギ」と答えたアイズはすっとぼけたというよりは天然なんだと思う。ベルくんを何となく慕う気持ちはあるけどあまり自覚していない。それでいて、またあの村に一緒に行きたいというあたり、明確な恋愛感情とはいかなくても少なくとも好意を持っているわけでもあって。そしてたぶんベルくんが英雄のポテンシャルを持っていることがアイズの魂の奥底を何か共鳴させていて、それがベルくんに対する感情にも繋がっているのではと思う。
また、アイズに黒竜と因縁がありそうなところが気になる。
やっぱりダンまちは別格の面白さがあって、作画も演出も安定して素晴らしかったと思う。
この2期は、ダンジョンではなくオラリオ内外のファミリアの抗争がメインでモンスター退治が無かったけど、展開としては困難を乗り越えてのカタルシスというクエスト感があったし、神々と眷族の在り方や、より世界観を広げる内容にもなっていて見応えがあった。
3期は来年夏とのことで本当に楽しみだ。