いい卒業式だなぁ。
宮村が最初の陰キャのままだった場合のifの描写と現実を対比する演出が良かった。
本当に終始スマートな高校生活で、小気味良いコミカルさと切なさと温かさが素晴らしい作品だと思う。
そして、自分の高校時代に含まれる類似点を所々想起させてくれるあたり、時代性を超えた10代特有の有り様の普遍性がある種のリアリティを伴って描かれているんだと思う。
進学なのか就職なのか、卒業後の具体的な進路について描かれなかったのは、高校時代に限定した青春の輝きにフォーカスしたかったからかな。
あと、結局、堀さんのパパの仕事は何なのだろうw