将軍麻鉱を失った左軍は蒙恬の緊急の軍略指揮と飛信隊の奮闘で持ち堪えた。そして、蒙恬は臨時の将軍に。信は廉頗のような直感タイプだけど、まだその域には達していない。補佐する河了貂もまだ軍師としての力量は不足している。羌瘣はいずれは将軍の器。
史実的にも中華統一までは李信より蒙恬の方が功績が多い。けど、この時期はまだ蒙恬・王賁・李信の三将の活躍は記録にないので、キングダムのオリジナル展開。李牧もまだこの時期は趙主力の指揮を執っていない。
河了貂が思わず蒙恬の美貌に見惚れるのは草。
翌日の主戦場は右翼に。
王翦は片腕の麻鉱を失っても別の将を立てればよいだけと考える冷静沈着さ。さすがは戦国四将の一人。
趙軍は王賁を狙うと見せかけて実は亜光将軍を討ち取ろうとしてる気がする。匈奴と戦ってきた敵将馬南慈は個の武が強く、一騎討ちになれば亜光は分が悪い。
けど左翼から呼び戻された飛信隊と沈黙の王賁の動き次第で、趙軍の思惑を覆すことが出来そう。