ストーリー進行にミュージカルのようなリズム感や音楽的な抑揚があり、主人公の心情とリンクしているようで観ていて楽しい。
アイちゃんは前回より少し元気になった印象。声優さんが同年代ということもあり14歳らしい無邪気さが感じられるのも良いです。
一方で、小糸ちゃんは、思い出の中で描かれているせいか、あまりに聖人過ぎてまるで十字架を負うイエス・キリストのよう(原罪を背負って彫像化されたみたいな)。そしてそのことによってむしろ主人公の罪悪感がより深い痛みとして伝わってくるような気もします。
また、OP曲がオープニングというよりむしろ最終話エピローグが似合いそうな巣立ちの歌という選曲で、この辺どんな意図があるのか気になるところです。
ねいると友達になれた事にほっこりしつつも色々と謎が深まる回でもありました。