サービス開始日: 2016-04-05 (3595日目)
小学生までは夢を持ちなさいって言われるのに、中学生になった途端現実を見なさいって言われるっていう話思い出したなあ。矛盾を孕んだ言外のメッセージって結構効くっていうか「言われた通りにしたのにあれ?」って体験が重なると暗示や呪いのように心に張り付いて常に深読みするようになっちゃたり
どんなに親しくなっても、どんなにキョリが近づいても、決して分かり合えない領域、孤独の宇宙が個人の中には存在する。人は分かり合えると描く作品は多いけど一方で、人が持つ絶対的な孤独を前提として人と人が向き合う姿をきちんと描き出そうとする本作の気概に強く共感してグッときました
命が懸かったような状況でさえ合理的な判断より感情や面子を優先してしまう。これはもう人間の性なのだろうか。むしろ追い込まれているからこそなのか…などと、昨今の社会情勢と照らし合わせたりして、なんともやるせ無い後味の余韻が残ります。究極の場面で御城さんはどちらを選択するのだろう
自分の居場所だったはずの学校で突如お客様にされ違国へと様変わりしてしまったショックは辛かろうな。けど無くしてみて初めて本当の居場所は何処だったのか、かけがえの無かったものが見えてきたり。人ってそうやって無くしたり拾ったりしながら息をして生きてゆくんだとしみじみ。
内心朝を心配しつつも、ぶっきらぼうに照れ隠ししながら付かず離れずのキョリ感で寄り添う槇生の接し方がなんか素敵ですね。
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