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とても良い

香取隊にも柿崎隊にもそれぞれの物語がある。皆心に期するものを持っていて、太刀川が言うように負けた方の気持ちがショボい訳じゃない。しかし戦いは非情でそんな事関係無しに、実力が上の方に、より良い準備をしてきた方に勝利の女神は微笑みかける。この辺をきちんと描いているのが本作の大きな魅力ですね。

今回の玉狛第二は終始冷静に作戦を遂行して常に先手を打ち有利な状況で戦い勝利したのが印象的です。まったく強者の戦いっぷりで玉狛第二の成長を感じました。修も初めてポイント獲得しましたし。

戦いの中でそれぞれの隊員、または武器や戦術の長所も短所も巧みに描かれているのも素晴らしくて唸ります。千佳が大砲やレッドバレット狙撃という長所で大活躍する一方、人が打てない短所によって最後の反撃を許してしまったり。修のワイヤーも葉子にも利用されてしまう一方で、ベイルアウトした後も有効な点を活かして遊真の勝利をサポートしたりと。



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