ひと夏の間に1500キロ走り、雨に対処する術を学び、エンジンオイルの交換を覚えと、子熊がカブと共に過ごすことに馴染んでくる、カブと共にあることが当たり前になっていく様子が夏の開放的な空気感と共にじんわりと伝わってくる、なにか清々しい心地良さが印象的な回でした。
しかし、ひと夏と初めてのバイトを描いてイベントはオイルの交換と雨具だけなのですから、物語を期待して観ると圧倒的に物足りないのですが、子熊の暮らす日常と空気感に浸るように観るとジワジワと良さが沁みてくるのが本作の魅力だなと改めて。今話は夏に見返せば更に味わい深そう。